StreamWriter.Null フィールド
バッキング ストアを持たない書き込み専用の StreamWriter を提供します。
Public Shared ReadOnly Null As StreamWriter
[C#]
public static readonly StreamWriter Null;
[C++]
public: static StreamWriter* Null;
[JScript]
public static var Null : StreamWriter;
解説
Null を使用すると、システム リソースを使用しない StreamWriter に出力をリダイレクトできます。
Null に対して StreamWriter.Write メソッドを呼び出した場合は、呼び出しが返されるだけでバッキング ストアにデータは書き込まれません。
このフィールドの使用方法の例については、下の例を参照してください。その他の一般的な I/O タスクまたは関連する I/O タスクの例を次の表に示します。
実行するタスク | 参考例があるトピック |
---|---|
テキスト ファイルを作成する。 | ファイルへのテキストの書き込み |
テキスト ファイルに書き込む。 | ファイルへのテキストの書き込み |
テキスト ファイルから読み取る。 | ファイルからのテキストの読み取り |
テキストをファイルに追加する。 | ログ ファイルのオープンと追加 |
ファイルのサイズを取得する。 | FileInfo.Length |
ファイルの属性を取得する。 | File.GetAttributes |
ファイルの属性を設定する。 | File.SetAttributes |
ファイルが存在するかどうかを判別する。 | File.Exists |
バイナリ ファイルから読み取る。 | 新しく作成したデータ ファイルの読み取りと書き込み |
バイナリ ファイルに書き込む。 | 新しく作成したデータ ファイルの読み取りと書き込み |
使用例
[Visual Basic, C#, C++] Null フィールドを使用する例を次に示します。
If Sw.Equals(StreamWriter.Null) Then
Sw.WriteLine("The store can be written to, but not read from.")
End If
[C#]
if(sw.Equals(StreamWriter.Null))
{
sw.WriteLine("The store can be written to, but not read from.");
}
[C++]
if(sw->Equals(StreamWriter::Null))
{
sw->WriteLine(S"The store can be written to, but not read from.");
}
[JScript] JScript のサンプルはありません。Visual Basic、C#、および C++ のサンプルを表示するには、このページの左上隅にある言語のフィルタ ボタン をクリックします。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET
参照
StreamWriter クラス | StreamWriter メンバ | System.IO 名前空間 | 入出力操作 | ファイルからのテキストの読み取り | ファイルへのテキストの書き込み