永続ホストのサンプル
このサンプルでは、アプリケーションがシャットダウンしたときに、実行中のワークフローをディスクに保存する方法と、ワークフローにイベントを送信することによって自動的にワークフローを再読み込みする方法を示します。
サンプルは Windows フォーム アプリケーションで構成されており、これを使用してユーザーはワークフローの作成と開始、および実行中のワークフローへのイベントの送信を行うことができます。イベントをワークフローに送信するには、リスト内のワークフローを右クリックし、[Approve Document] をクリックします。このワークフローの最終アクティビティは HandleExternalEventActivity アクティビティのため、ワークフローにメッセージを送信すると、ワークフローは終了します。
アプリケーションがシャットダウンすると、実行中のワークフローはすべて、提供されている FilePersistenceService を使用してディスクに保存されます。実行中のワークフローのインデックスは、XML ファイルに保存されます。アプリケーションを再起動すると、XML ファイルが読み取られ、進行中のワークフローが判別されます。ただし、この時点では、ワークフロー自体は再読み込みされません。これらのワークフローにイベントが送信されると、ランタイムは自動的にワークフローをディスクから再度読み込んでメッセージを送信し、ワークフローを終了させます。
サンプルをビルドするには
[サンプルのダウンロード] をクリックしてサンプルをダウンロードします。
サンプル プロジェクトがローカル コンピュータのハード ディスクにダウンロードされます。
[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft Windows SDK] をポイントし、[CMD シェル] をクリックします。
サンプルのソース ディレクトリに移動します。
コマンド プロンプトで「 MSBUILD PersistenceHost.sln」と入力します。
サンプルを実行するには
- SDK コマンド プロンプト ウィンドウで、HostApplication\bin\debug フォルダ (このサンプルの VB バージョンでは HostApplication\bin フォルダ) にある .exe ファイルを実行します (このサンプルでは、メイン フォルダの下にあります)。
関連項目
その他の技術情報
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