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Sys.Net.WebRequest の add_completed メソッド

更新 : 2007 年 11 月

Web 要求の完了した要求イベントのハンドラを登録します。

MyWebRequest.add_completed(handler);

引数

用語

定義

handler

完了した要求イベントを処理するために登録する関数。

解説

Web 要求に関連付けられたエグゼキュータは、completed メソッドを呼び出して、完了した要求イベントを発生させます。ハンドラ関数は、関連付けられたエグゼキュータによって実行された処理が終了すると、返されたデータを処理するために呼び出されます。完了とは、正常終了を意味するわけではないことに注意してください。エグゼキュータは、完了、中止、タイムアウトのいずれかの状態で処理を終了します。

登録されたイベント ハンドラ関数は、次の 2 つのパラメータを受け入れる必要があります。

  • ネットワーク要求を発行したエグゼキュータへの参照。エグゼキュータにアクセスすると、そのステータスを確認し、応答データを取得できます。

  • 完了した要求イベントを発生させたエグゼキュータによって設定される eventArgs パラメータ。既定のエグゼキュータでは、この引数は Sys.EventArgs.empty プロパティ に設定されます。

イベント ハンドラは、responseAvailableaborted、または timedOut のいずれかのエグゼキュータ プロパティを使用して、エグゼキュータの状態を調べることができます。

responseAvailable が true を返す場合、イベント ハンドラはエグゼキュータに関する他の応答情報にアクセスできます。

使用例

完了イベント ハンドラを追加および削除する方法を次の例に示します。このコードは、WebRequest クラスの概要で説明しているコード例の一部分です。

// This function adds and removes the 
// Web request completed event handler.
function WebRequestCompleted()
{    
    // Instantiate the WebRequest.
    var wRequest =  new Sys.Net.WebRequest();

    // Set the request Url.  
    wRequest.set_url(getPage);  

    // Set the web request completed event handler,
    // for processing return data.
    wRequest.add_completed(OnWebRequestCompleted);   
    alert("Added Web request completed handler");

    // Remove the web request completed event handler.
    // Comment the following two lines if you want to
    // use the handler.
    wRequest.remove_completed(OnWebRequestCompleted); 
    alert("Removed handler; the Web request return is not processed.");

    // Execute the request.
    wRequest.invoke();  
}

参照

参照

Sys.Net.WebRequestManager クラス

Sys.Net.WebRequestExecutor クラス

Sys.Net.XMLHttpExecutor クラス