FileClassifier タスク
更新 : 2007 年 11 月
FileClassifier タスクは、ソース リソースのセットをアセンブリに埋め込まれるリソースとして分類します。ローカライズできないリソースは、メイン アプリケーション アセンブリに埋め込まれます。ローカライズ可能なリソースは、サテライト アセンブリに埋め込まれます。
タスク パラメータ
パラメータ |
説明 |
---|---|
CLREmbeddedResource |
使用されません。 |
CLRResourceFiles |
使用されません。 |
CLRSatelliteEmbeddedResource |
使用されません。 |
Culture |
省略可能な String 型のパラメータ。 ビルドのカルチャを指定します。ローカライズできないビルドの場合は、この値に null を指定できます。null の場合、既定値は CultureInfo.InvariantCulture から返される小文字の値になります。 |
MainEmbeddedFiles |
省略可能な ITaskItem[] 型の出力パラメータ。 メイン アセンブリに埋め込まれる、ローカライズできないリソースを指定します。 |
OutputType |
必須の String 型のパラメータ。 指定したソース ファイルが埋め込まれるファイルの種類を指定します。有効な値は、exe、winexe、または library です。 |
SatelliteEmbeddedFiles |
省略可能な ITaskItem[] 型の出力パラメータ。 Culture パラメータで指定されるカルチャのサテライト アセンブリに埋め込まれる、ローカライズ可能なファイルを指定します。 |
SourceFiles |
必須の ITaskItem[] 型のパラメータ。 分類するファイルのリストを指定します。 |
解説
Culture パラメータを設定しない場合、SourceFiles パラメータを使用して指定したリソースは、すべてローカライズできないリソースになります。それ以外の場合は、Localizable 属性が false に設定されていない限り、ローカライズ可能なリソースになります。
使用例
次の例では、単一のソース ファイルをリソースとして分類し、French-Canadian (fr-CA) カルチャのサテライト アセンブリに埋め込む方法を示します。
<Project xmlns="https://schemas.microsoft.com/developer/msbuild/2003">
<UsingTask
TaskName="Microsoft.Build.Tasks.Windows.FileClassifier"
AssemblyFile="C:\Program Files\Reference Assemblies\Microsoft\Framework\v3.0\PresentationBuildTasks.dll" />
<ItemGroup>
<Resource Include="Resource1.bmp" />
</ItemGroup>
<Target Name="FileClassifierTask">
<FileClassifier
SourceFiles="Resource1.bmp"
Culture="fr-CA"
OutputType="exe" />
</Target>
</Project>
参照
概念
その他の技術情報
Windows Presentation Foundation MSBuild のリファレンス