TextBlock コンテンツ モデルの概要
更新 : 2007 年 11 月
このコンテンツ モデルの概要では、TextBlock でサポートされるコンテンツについて説明します。TextBlock は、少量のフロー コンテンツを表示する軽量コントロールです。
このトピックには次のセクションが含まれています。
- TextBlock コンテンツ プロパティ
- フロー コンテンツの追加
- このコンテンツ モデルを共有する型
- TextBlock オブジェクトを含むことのできる型
- 関連トピック
TextBlock コンテンツ プロパティ
TextBlock には、次のコンテンツ プロパティがあります。
フロー コンテンツの追加
TextBlock は、Inline フロー コンテンツ要素のホストおよび表示をサポートします。サポートされている要素には、AnchoredBlock、Bold、Hyperlink、InlineUIContainer、Italic、LineBreak、Run、Span、Underline などがあります。
次の例は、Inlines プロパティを使用してフロー要素を TextBlock に追加する方法を示しています。
TextBlock textBlock1 = new TextBlock();
TextBlock textBlock2 = new TextBlock();
textBlock1.TextWrapping = textBlock2.TextWrapping = TextWrapping.Wrap;
textBlock2.Background = Brushes.AntiqueWhite;
textBlock2.TextAlignment = TextAlignment.Center;
textBlock1.Inlines.Add(new Bold(new Run("TextBlock")));
textBlock1.Inlines.Add(new Run(" is designed to be "));
textBlock1.Inlines.Add(new Italic(new Run("lightweight")));
textBlock1.Inlines.Add(new Run(", and is geared specifically at integrating "));
textBlock1.Inlines.Add(new Italic(new Run("small")));
textBlock1.Inlines.Add(new Run(" portions of flow content into a UI."));
textBlock2.Text =
"By default, a TextBlock provides no UI beyond simply displaying its contents.";
この例の表示結果を次の図に示します。
このコンテンツ モデルを共有する型
このコンテンツ モデルを使用するのは TextBlock のみです。
TextBlock オブジェクトを含むことのできる型
「WPF のコンテンツ モデル」を参照してください。