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電子メール送信アクティビティのサンプル

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簡易メール転送プロトコル (SMTP) を介してワークフローから電子メール メッセージを送信する場合、SendEmailActivity アクティビティを使用することができます。これは、System.Net.Mail コンポーネントを使用して実行時に電子メール メッセージを作成し、送信する基本カスタム アクティビティです。SendEmailActivity アクティビティは、カスタム アクティビティ デザイナを実装する方法も示します。

SendEmailWorkflow プロジェクトには、簡単なコンソール ベースのアプリケーションと、SendEmailActivity を使用するシーケンシャル ワークフローが含まれます。電子メール メッセージが送信される前に、SendEmailActivity 内のコードによって、その電子メールと SMTP プロパティが正しく設定されていることが検証されます。SendingEmail イベントが発生し、"Preparing to send email." というメッセージがコンソールに出力されます。電子メール メッセージの送信後、SentEmail イベントが発生し、"The email has been sent." というメッセージがコンソールに出力されます。

Noteメモ :

SendEmailActivity は SMTP (System.Net.Mail.SmtpClient) を使用して電子メールを送信します。このアクティビティを使用するには、SMTP サーバーへのアクセスが必要です。SMTP サーバーとしては、Windows XP および Windows Server 2003 に付属のものを使用できます。この記事 (https://www.microsoft.com/technet/prodtechnol/WindowsServer2003/Library/IIS/e4cf06f5-9a36-474b-ba78) に、Windows Server 2003 に SMTP をインストールする詳細な手順が記載されています。

Note メモ :

サンプルを実行する前に、SendEmailWorkflow.cs で定義されているワークフローの SendEmailActivity プロパティを [プロパティ] ウィンドウで構成する必要があります。現在、To および From プロパティはプレースホルダの値 someone@example.com を使用しており、SMTPHost プロパティは localhost. に設定されています。既定では、Port プロパティは 25 に設定されます。アクティビティの実行ロジックは、これらのプロパティが電子メール メッセージの送信前に設定されることを確認します。

サンプルをビルドするには

  1. [サンプルのダウンロード] をクリックしてサンプルをダウンロードします。

    これにより、サンプル プロジェクトがローカルのハード ディスクに抽出されます。

  2. [スタート] をクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft Windows SDK] をポイントし、[CMD シェル] をクリックします。

  3. サンプルのソース ディレクトリに移動します。

  4. コマンド プロンプトで、「MSBUILD <ソリューション ファイル名>」と入力します。

サンプルを実行するには

  • [SDK コマンド プロンプト] ウィンドウで、SendEmailWorkflow\bin\debug フォルダ (このサンプルの VB のバージョンでは、SendEmailWorkflow\bin フォルダ) にある .exe ファイルを実行します (このサンプルでは、メイン フォルダの下にあります)。

関連項目

参照

Activity
DependencyProperty

その他の技術情報

Creating a Custom Activity
カスタム アクティビティのサンプル
同期されたサンプル

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