Windows Presentation Foundation コミュニティのフィードバック
更新 : 2007 年 11 月
Microsoft は、Windows Presentation Foundation (WPF) について学習したり、ディスカッションをしたり、フィードバックを提供する際に利用できる、さまざまなコミュニティ リソースを公開しています。これらのリソースには、WPF のチーム メンバやコミュニティ リーダーが作成したブログ、フォーラム、および Microsoft 製品フィードバック センターが含まれます。各コミュニティ リソースには、それぞれ異なる利点があります。ここでは、それらの利点について、およびそれぞれのコミュニティ リソースを使用してコミュニティ一般から、および Microsoft から、最良の回答を得るためのベスト プラクティスについて説明します。
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製品に関するフィードバックを送信する場合、各ページの最後に表示された [コメント] リンクは使用しないでください。このリンクは、ドキュメントに関するフィードバックをお送りいただく際にのみ使用できます。以下のブログ、フォーラム、フィードバックおよびコミュニティについての情報共有は主に英語でのコミュニケーションになっています。日本語でのコミュニティについては MSDN コミュニティ (https://www.microsoft.com/japan/msdn/community/) を利用することができます。 |
このトピックには次のセクションが含まれています。
- ブログ
- フォーラム
- 製品フィードバック センター
- Windows Presentation Foundation コミュニティ サイト
- MSDN コミュニティ コンテンツ
ブログ
MicrosoftWPF のチーム メンバとコミュニティ リーダーは、WPF の概要、または明確な WPF のサブセットを対象としたさまざまなブログを作成しています。コンテンツは一般的に製品開発、モチベーション、および信条から、特定のシナリオ、問題点、および API の詳細な説明まで多岐にわたります。また、プラットフォームを熟知している人と、関心のある投稿について深く話し合ったり、質問することができます。
フォーラム
WPF フォーラム (および Windows Vista 64 のフォーラム) は、問題について話し合ったり、解決するための中心的なコミュニティ リソースです。フォーラムでは、次のような一連の包括的な機能のサポートを提供することで、ディスカッションや問題解決を促進しています。
検索
ディスカッション追跡
テキストとコードの豊富な書式設定
Microsoft Visual Studio 統合
Most Valued Professional (MVP) とコミュニティの関係
投稿に対して迅速な応答がなされているかどうかを確認するための監視
問題が WPF に関連する場合でも、WPF フォーラムがその問題を取り上げるのに最も適切な場所とはいえない場合があります。たとえば、WPF ツール (Expression Blend、Expression Web、Expression Design など) に固有の問題の場合です。その場合は、適切な Expression コミュニティ フォーラム を利用する必要があります。
フォーラムのベスト プラクティス
次のベスト プラクティスは、WPF フォーラムに投稿した問題を最短の時間で解決するのに役立ちます。これらのベスト プラクティスは、すべてのフォーラムに当てはまります。
既存の投稿の検索
一部の問題は広範囲にわたって発生し、他のユーザーが既に同じ問題に直面している場合があります。したがって、問題を迅速に解決したり、既存のディスカッションに入力を追加したりできます。
意味のあるタイトルの使用
簡潔で意味のあるタイトルを付けると、投稿が目に止まりやすくなり、WPF フォーラム コミュニティの他のメンバは、自分が問題を解決できるかどうかを判断しやすくなります。
内容の正しい説明
問題の内容、およびその問題を解決するために行った処理を説明する必要があります。可能であれば、サポート コードや簡単なサンプルを記述して、問題点を具体的に示します。これらの詳細な内容はすべて、問題を迅速に解決する可能性を高くするために役立ちます。
フォーラムのすべてのベスト プラクティスは、オンラインで参照できます。
製品フィードバック センター
問題を解決するのが難しい場合、または解決できない場合があります。そのような状況は、テクノロジのバグ、テクノロジを特定のシナリオに適用できない、または特定のシナリオをサポートできないといったことが原因で発生します。この情報は Microsoft にとって重要です。この情報は、製品フィードバック センターを通じて提供できます。
WPF 製品フィードバック センターに投稿された項目は、WPF チームの内部バグ データベースに送られます。したがって、これが、WPF 機能の所有者にフィードバックを届ける最も信頼性の高い方法です。また、提案内容やバグを検証および追跡するだけでなく、それらに投票することができます。これにより、WPF チームは問題に優先順位を付けることができます。
WPF 製品フィードバック センターのベスト プラクティス
WPF 製品フィードバック センターに投稿するときは、WPF フォーラムに投稿するときと同様、既存の投稿の検索、意味のあるタイトルの使用、内容の正しい説明は重要なベスト プラクティスです。これ以外に使用する必要のあるベスト プラクティスを以下に示します。
既存の投稿の検索
一部の問題は広範囲にわたって発生し、他のユーザーが既に同じ問題に直面している場合があります。したがって、問題を迅速に解決したり、既存のディスカッションに入力を追加したりできます。
意味のあるタイトルの使用
簡潔で意味のあるタイトルを付けると、問題が最短の時間で最も適切な WPF チームに送られる可能性が高くなります。これは、相互に関連する多くの機能を含む WPF などのテクノロジでは特に重要です。
バグの再現方法の説明
バグについて投稿する場合は、必要に応じて以下の項目を含めることが重要です。
バグについて明確に説明します。
コードを使用して、バグの説明をサポートします。
バグの再現方法を示す手順の一覧を示します。
バグを再現する最小のコード サンプルを含めます。
バグが常に再現されかどうかを記述します。
関連のある例外情報を含めます。
バグがインストールまたはセットアップに関連する場合は、関係するインストール ログとスナップショット (%temp% フォルダ内にある "dd_"" というプリフィックスの付いたファイル) を添付します。
コンパイルまたはビルドに関する問題の場合は、ビルド ログを添付します。MSBuild システムは、コマンド ラインで /v: スイッチを使用するか、Microsoft Visual Studio などの統合開発環境 (IDE) で適切なレベルを設定して、さまざまな詳細レベルでログをサポートするように設定できます。
環境情報の提供
背景情報は、コンテキストを投稿に追加する場合に役立つことがあります。特に、"Windows XP SP2, Pentium III, x86" のように、オペレーティング システム プラットフォーム、プロセッサ ファミリ、およびアーキテクチャの情報を提供します。
投稿する問題が表示に関連する場合は、グラフィックス カードやドライバの詳細も可能な限り含める必要があります。WPF はプレゼンテーション フレームワークであるため、この情報は重要です。
ソリューションまたはプロジェクト情報の提供
バグは、アプリケーションの開発や構築に使用されるツール、構築しているアプリケーションの種類に関係していることがあります。したがって、次の項目を提供すると役立つ可能性があります。
次のような、構築中のアプリケーションの種類。
アプリケーション (.exe) またはライブラリ (.dll)
Extensible Application Markup Language (XAML) ブラウザ アプリケーション (XBAP)
Loose XAML アプリケーション
スタンドアロンのインストール型アプリケーション
スタンドアロンの ClickOnce 配置アプリケーション
次のような開発ツール
MSBuild
Expression Graphic Designer
Expression Interactive Designer
Microsoft Visual Studio.
次のようなソリューション構成
1 つのソリューション
単一のプロジェクト
複数の依存プロジェクトを使用する 1 つのソリューション
アプリケーションに言語固有のリソースまたは言語に依存しないリソースがあるかどうか。たとえば、UICulture プロジェクト プロパティを指定したか、または Application、Page、および Resource 型のローカライズ可能なメタデータを指定したかどうか。
AssemblyInfo.cs ファイルまたは AssemblyInfo.vb ファイルでニュートラル言語設定を使用したかどうか。
シナリオと影響に関する情報の提供
バグを発生させるシナリオとバグの影響に関する情報は、WPF チームにとって、問題をいつ、どのような方法で修正する必要があるか、または受け入れ可能な回避策を使用できるかどうかを判断する上で重要です。
通常、クラッシュおよびデータの損失に関するシナリオは影響が大きいため、優先順位が高くなります。ただし、一般的ではないシナリオでのみ表れるバグであっても、場合によっては主要なシナリオになる場合もあります。シナリオと影響に関するコンテキストを提供することで、WPF チームは正しい判断を下すことができます。
Windows Presentation Foundation コミュニティ サイト
WPF は、Microsoft により、コミュニティ ポータル サイトを使用してサポートされます。このサイトは、WPF に関連するブログ、フォーラム、およびその他のリソースへの単一のエントリ ポイントです。
MSDN コミュニティ コンテンツ
「Windows Presentation Foundation」では、WPF によって実現される中心的なシナリオを対象とした技術コンテンツを包括的に取り上げています。実際の現場の開発者たちは、興味深く、一般的ではない、さまざまなシナリオに直面し、そこから教訓を得ます。その中には、WPF の開発コミュニティ全体にとって有益なものもあります。
開発者たちが、自らの知識と経験を WPF コミュニティと共有できるよう、WPF プラットフォーム SDK は MSDN コミュニティ コンテンツと併せて拡張され、WPF プラットフォーム SDK の概念説明、リファレンス、方法、チュートリアル、およびサンプルの各トピックに対し、開発者がコメントを追加および更新できるようになりました。
MSDN コミュニティ コンテンツに情報を追加することには、Microsoft とコミュニティの知識と経験を、一元的な最新の共有リポジトリに集約できるメリットがあります。これにより、オンラインの WPF プラットフォーム SDK のメリットが高まります。さらに、コンテンツは管理されるため、明晰、正確、的確、および有益な情報が得られます。
MSDN コミュニティ コンテンツへの追加に適したコンテンツの種類
MSDN コミュニティ コンテンツは、既存の MSDN コンテンツを拡張する、的確、有益、適切な情報を集めるための場所です。前に述べた有効性の高い適切なツールを使用して、バグ、フィードバック、スレッド式の議論、質問などをポストします。
MSDN コミュニティ コンテンツの管理
MSDN コミュニティ コンテンツは、適切なコンテンツとなるように管理されています。MSDN コンテンツ モデレート ガイドラインで述べられているように、以下の種類のコンテンツは適切でないと判断されます。
MSDN コミュニティ行動規範に違反するコンテンツ
関連性がないコンテンツ、理解不能なコンテンツ、試験的なコンテンツ
重複するコンテンツ
スパム
ドキュメント フィードバック
バグ報告
質問
モデレータは、MSDN コミュニティ コンテンツ モデレート ガイドラインに従って、これらの種類のコンテンツを処理します。
MSDN コミュニティ コンテンツの言語サポート
MSDN コミュニティ コンテンツは、MSDN オンラインの英語 (米国) 版およびポルトガル語 (ブラジル) 版で使用できます。今後は、日本語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、韓国語、簡体字中国語、および繁体字中国語版のリリースが計画されています。
MSDN コミュニティ コンテンツについてよく寄せられる質問
その他の情報については、MSDN コミュニティ コンテンツのよく寄せられる質問を参照してください。