方法 : スライダの目盛りをカスタマイズする
更新 : 2007 年 11 月
この例では、目盛りのある Slider コントロールを作成する方法を示します。
使用例
TickPlacement プロパティに既定値である None 以外の値を設定すると、TickBar が表示されます。
目盛りを表示する TickBar の付いた Slider を作成する方法を次の例に示します。TickPlacement プロパティと TickFrequency プロパティは、目盛りの位置と目盛りの間隔を定義します。Thumb を移動すると、ツールヒントに Slider の値が表示されます。AutoToolTipPlacement プロパティは、ツールヒントの表示位置を定義します。IsSnapToTickEnabled が true に設定されているため、Thumb は目盛りの位置に合わせて移動します。
<Slider Name="slider1" Width="100"
Orientation="Horizontal" HorizontalAlignment="Left"
IsSnapToTickEnabled="True" Minimum="1" Maximum="9"
TickPlacement="BottomRight" TickFrequency="3"
AutoToolTipPrecision="2" AutoToolTipPlacement="BottomRight"
IsDirectionReversed="False"
IsMoveToPointEnabled="False"/>
Ticks プロパティを使用して、Slider に沿って等間隔でない位置に目盛りを作成する方法を次の例に示します。
<Slider Width="100" Value="50" Orientation="Horizontal" HorizontalAlignment="Left"
IsSnapToTickEnabled="True" Maximum="3" TickPlacement="BottomRight"
AutoToolTipPlacement="BottomRight" AutoToolTipPrecision="2"
Ticks="0, 1.1, 2.5, 3"/>
サンプル全体については、「データ バインディングを使用したスライダのサンプル」を参照してください。