次の方法で共有


方法 : Inlines プロパティを介してフロー コンテンツ要素を操作する

更新 : 2007 年 11 月

以下の例では、Inlines プロパティを使用してインライン フロー コンテンツ要素 (およびこのような要素の TextBlock などのコンテナ) に対して実行できるいくつかの一般的な操作を示します。このプロパティは、InlineCollection の項目を追加および削除するために使用します。Inlines プロパティを備えたフロー コンテンツ要素には、以下のものがあります。

このトピックの例では、フロー コンテンツ要素として Span を使用していますが、InlineCollection コレクションをホストするすべての要素またはコントロールに同じ手法を適用できます。

使用例

次の例では、新しい Span オブジェクトを作成した後、Add メソッドを使用して、2 つのテキスト ランを Span のコンテンツの子として追加します。

Span spanx = new Span();
spanx.Inlines.Add(new Run("A bit of text content..."));
spanx.Inlines.Add(new Run("A bit more text content..."));

次の例では、新しい Run 要素を作成して Span の先頭に挿入します。

Run runx = new Run("Text to insert...");
spanx.Inlines.InsertBefore(spanx.Inlines.FirstInline, runx);

次の例では、Span に含まれているトップレベルの Inline 要素の数を取得します。

int countTopLevelInlines = spanx.Inlines.Count;

次の例では、Span 内の最後の Inline 要素を削除します。

spanx.Inlines.Remove(spanx.Inlines.LastInline);

次の例では、Span からすべての内容 (Inline 要素) を消去します。

spanx.Inlines.Clear();

参照

処理手順

方法 : Blocks プロパティを介して FlowDocument を操作する

方法 : Columns プロパティによってテーブルの列を操作する

方法 : RowGroups プロパティを介してテーブルの行グループを操作する

概念

フロー ドキュメントの概要

参照

BlockCollection

InlineCollection

ListItemCollection