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サンプルのワークグループでの実行、および別のコンピュータでの実行

セキュリティに関連する問題の多くは、Windows Communication Foundation (WCF) サンプルをドメインの一部ではなくワークグループの一部であるコンピュータ上で実行する場合や、別のコンピュータで実行する場合に発生する可能性があります。

一般的な問題

次の表に、WCF のサンプルを別のコンピュータで実行する際に発生するいくつかの一般的な問題と、そうした問題を解決する方法を示します。

問題 解決方法

クライアントがローカル ユーザー アカウント (コンピュータのユーザーまたは管理者) の資格情報で実行されている場合、Windows セキュリティが別のコンピュータで動作しない。

ローカル ユーザー アカウントがサービス コンピュータに存在することを確認します。

ユーザー アカウントのパスワードは両方のコンピュータで同じであり、空でないことが必要です。

サービスとクライアントは、どちらもドメインの一部であるコンピュータで実行されているが、Windows セキュリティが別のコンピュータで動作しない。

クライアントとサービスがどちらも同じドメインの一部のコンピュータで実行されており、クライアントがそのドメイン ユーザー アカウントを使用してサービスにログオンできることを確認します。

ローカル セキュリティ ポリシーの既定の設定では、サンプルを別のコンピュータで実行できない。クライアントがサービスへのログオンに失敗する。

次のようにローカル セキュリティ ポリシーを変更します ([セキュリティの設定]、[ローカル ポリシー]、[セキュリティ オプション] の順に展開)。

  • Guest アカウントの状態を Enabled に設定します。

  • ローカル アカウントの共有とセキュリティ モデルが Guest のみに設定されている (ローカル ユーザーはゲストとして認証される) のではなく、Classic に設定されている (ローカル ユーザーは自身として認証される) ことを確認します。

Internet Explorer を使用してサービス ファイル (.svc) にアクセスすると、エラーになる。

ファイアウォールを変更し、サービスをホストしているコンピュータがネットワークにアクセスできるようにします。「ファイアウォール手順」を参照してください。

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