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方法 : 四角形を描画する

更新 : 2007 年 11 月

この例では、Rectangle 要素を使用して四角形を描画する方法を示します。

四角形を描画するには、Rectangle 要素を作成し、WidthHeight を指定します。四角形の内側を塗りつぶすには、Fill を設定します。四角形のアウトラインを描画するには、Stroke プロパティと StrokeThickness プロパティを使用します。

四角形の角を丸くするには、オプションの RadiusX プロパティと RadiusY プロパティを指定します。RadiusX プロパティと RadiusY プロパティは、四角形の角に丸みを付けるために使用される楕円の x 軸半径と y 軸半径を設定します。

次の例では、2 つの Rectangle 要素が Canvas 内に描画されます。最初の四角形は、内側が Blue です。2 番目の四角形は、内側が Blue、アウトラインが Black で角が丸くなります。

使用例

  <Canvas Width="120" Height="200" >

  <!-- Draws a 100 by 50 rectangle with a solid blue fill. -->
  <Rectangle
    Width="100"
    Height="50"
    Fill="Blue"
    Canvas.Left="10"
    Canvas.Top="25" />

  <!-- Draws a 100 by 50 rectangle with a solid blue fill,
       a black outline, and rounded corners. -->
  <Rectangle
    Width="100"
    Height="50"
    Fill="Blue"
    Stroke="Black" StrokeThickness="4"
    RadiusX="20" RadiusY="20"
    Canvas.Left="10"
    Canvas.Top="100"/>

</Canvas>

この例では Canvas を使用して四角形を組み込みますが、テキスト以外のコンテンツをサポートする任意の PanelControl でも、四角形要素 (および他のすべての図形要素) を使用できます。実際、四角形は、Grid パネルの一部へ背景を提供するのに特に役立ちます。例については、「テーブルの概要」を参照してください。

この例は、より大きなサンプルの一部分です。サンプル全体については「Shape 要素のサンプル」を参照してください。

参照

処理手順

Shape 要素のサンプル

概念

WPF での図形と基本描画の概要

テーブルの概要

参照

Rectangle