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方法: 複数のバージョンのタイプ ライブラリをラップする

また、複数のバージョンのタイプ ライブラリをラップすることもできます。 たとえば、プライマリ相互運用機能アセンブリがタイプ ライブラリのバージョン 1.0 と 1.1 をサポートしていることを示すことができます。

複数のバージョンのタイプ ライブラリをラップするには

  1. タイプ ライブラリ ファイルをインポートします。

    tlbimp LibUtil.tlb /primary /keyfile:CompanyA.snk /out:LibUtil.dll
    
  2. MSIL 逆アセンブラー (Ildasm.exe) を使用して、インポートしたアセンブリからテキスト ファイルを作成します。

    ildasm LibUtil.dll /out:LibUtil.il
    
  3. テキスト エディターを使用して、Tlbimp.exe によって追加された属性の下に、2 番目の PrimaryInteropAssemblyAttribute 属性を挿入します。 2 番目のタイプ ライブラリのバージョンを表すメジャー バージョン番号とマイナー バージョン番号を含めます。

  4. MSIL アセンブラー (Ilasm.exe) を使用して、変更したテキスト ファイルから新しいアセンブリを作成し、署名します。

    ilasm LibUtil.il /dll /key:CompanyA.snk
    

参照

処理手順

方法: Tlbimp.exe を使用してプライマリ相互運用機能アセンブリを生成する

概念

プライマリ相互運用機能アセンブリの生成

プライマリ相互運用機能アセンブリの作成