方法 : アセンブリの完全修飾名を特定する
グローバル アセンブリ キャッシュ内のアセンブリの完全限定名を調べるには、いくつかの方法があります。
グローバル アセンブリ キャッシュ ディレクトリを表示します。
手順
.NET Framework 構成ツールを使用して、グローバル アセンブリ キャッシュ内のアセンブリの完全限定名を表示するには
[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[Microsoft .NET Framework 構成] をクリックします。
[アセンブリ キャッシュの管理] をクリックし、[アセンブリ キャッシュのアセンブリ一覧の表示] をクリックします。
グローバル アセンブリ キャッシュ ツールを使用して、アセンブリの完全修飾名を参照する方法については、「方法 : グローバル アセンブリ キャッシュの内容を表示する」を参照してください。
グローバル アセンブリ キャッシュにないアセンブリについては、コードを使用しコンソールや変数に情報を出力したり、Ildasm.exe (MSIL 逆アセンブラー) を使用して完全修飾名を含むアセンブリのメタデータを調べたりできます。
バージョン、カルチャ、アセンブリ名などのアセンブリ属性の設定の詳細については、「アセンブリ属性の設定」を参照してください。 アセンブリに厳密な名前を指定する方法の詳細については、「厳密な名前付きアセンブリの作成と使用」を参照してください。
使用例
指定したクラスを含むアセンブリの完全限定名をコンソールに表示するコード例を次に示します。
Imports System
Imports System.Reflection
Class asmname
Public Shared Sub Main()
Dim t As Type = GetType(System.Data.DataSet)
Dim s As String = t.Assembly.FullName.ToString()
Console.WriteLine("The fully qualified assembly name " +
"containing the specified class is {0}.", s)
End Sub
End Class
using System;
using System.Reflection;
class asmname
{
public static void Main()
{
Type t = typeof(System.Data.DataSet);
string s = t.Assembly.FullName.ToString();
Console.WriteLine("The fully qualified assembly name " +
"containing the specified class is {0}.", s);
}
}
#using <System.dll>
#using <System.Data.dll>
using namespace System;
using namespace System::Reflection;
ref class asmname
{
public:
static void Main()
{
Type^ t = System::Data::DataSet::typeid;
String^ s = t->Assembly->FullName->ToString();
Console::WriteLine("The fully qualified assembly name " +
"containing the specified class is {0}.", s);
}
};
int main()
{
asmname::Main();
}