compilation の codeSubDirectories 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
実行時にコンパイルするファイルを含むサブディレクトリの順序付けられたコレクションを定義します。
この要素は、.NET Framework Version 2.0 で追加されました。
<codeSubDirectories>
<add />
/>
属性および要素
以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。
属性
なし。
子要素
要素 |
説明 |
---|---|
add |
省略可能な要素です。 実行時にコンパイルするファイルを含むサブディレクトリのコレクションに、サブディレクトリを追加します。 |
親要素
要素 |
説明 |
---|---|
configuration |
共通言語ランタイムおよび .NET Framework アプリケーションで使用されるすべての構成ファイルで必要なルート要素を指定します。 |
system.web |
ASP.NET 構成セクションのルート要素を指定します。 |
compilation |
ASP.NET でアプリケーションのコンパイルに使用されるすべてのコンパイル設定値を構成します。 |
解説
codeSubDirectories 要素は、実行時にコンパイルするファイルを含むサブディレクトリの順序付けられたコレクションを定義します。
サブディレクトリ名は、App_Code ディレクトリを基準にして指定します。
ビルドの順序は、codeSubDirectories コレクションの上から下への順序から推論されます。 App_Code ディレクトリは最後にビルドされます。 ただし、ビルドの順序には依存関係がないため、ビルドの順序は重要ではありません。
既定の構成
ASP.NET 用に構成される既定の codeSubDirectories 要素はありません。
使用例
アセンブリ サブディレクトリの順序付けられたコレクションを定義する方法を、次のコード例に示します。 サブディレクトリは、コードをコンパイルする順序、つまり、コードの依存関係として機能する順序に基づいて一覧にされています。
<configuration>
<system.web>
<compilation>
<codeSubDirectories>
<add directoryName="mySubDir1"/>
<add directoryName="mySubDir2"/>
<add directoryName="mySubDir3"/>
</codeSubDirectories>
</compilation>
</system.web>
</configuration>
要素情報
構成セクション ハンドラー |
|
構成メンバー |
|
構成できる場所 |
Machine.config ルート レベルの Web.config アプリケーション レベルの Web.config 仮想ディレクトリ レベルまたは物理ディレクトリ レベルの Web.config |
要件 |
Microsoft Internet Information Services (IIS) バージョン 5.0、5.1、または 6.0 .NET Framework Version 2.0 Microsoft Visual Studio 2003 または Visual Studio 2005 |
参照
処理手順
方法 : Location の設定を使用して特定のディレクトリを構成する
参照
compilation 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
compilation の codeSubDirectories の add 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
compilation の buildProviders 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
compilation の assemblies 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
compilation の compilers 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
コンパイルに使用する expressionBuilders 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
system.web 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)