オブジェクトのアクティベーションと有効期間
このトピックの対象は、既存のアプリケーションとの下位互換性のために残されているレガシ テクノロジに特定されています。新規の開発には、このトピックを適用しないでください。分散アプリケーションは、現在は Windows Communication Foundation (WCF) を使用して開発する必要があります。
通常、オブジェクトが作成される正確なタイミングについて注意する必要はありません。オブジェクトのメソッドを呼び出すときに、そのオブジェクトがすぐに応答することだけが必要です。ただし、リモート オブジェクトを構築する場合は、新しいオブジェクトが作成され初期化されるタイミングと方法、つまりオブジェクトがどのようにアクティブ化されるかの詳細について知っておく必要があります。リモート処理システムで、オブジェクトをクライアントが利用できるようにするには、必要なアクティベーションの種類をあらかじめ認識している必要があります。したがって、よく理解したうえで選択することが重要です。
このセクションの内容
- リモート オブジェクトのアクティベーション
リモート オブジェクトの 2 種類のアクティベーション (サーバー アクティベーションとクライアント アクティベーション) について説明します。
- 有効期間リース
リースの初期化方法と更新方法について説明します。
関連項目
- .NET Framework リモート処理の概要
.NET リモート処理に関する専門的な概要と、詳細な情報を示します。
ビルド日:2010-02-13