データの挿入と更新 (Entity Framework クイック スタート)

これは、Entity Framework クイック スタートの最後のタスクです。 このタスクでは、DataGridView コントロールにバインドされている Course オブジェクトに加えた変更をデータベースに保存します。 さらに、完成した Course Manager アプリケーションを実行します。

オブジェクトに加えた変更を保存するには

1. ツールボックスで、[コモン コントロール] を展開します。ボタン コントロールを CourseViewer フォーム デザイナーにドラッグします。コントロールの名前を「saveChanges」に変更し、Text 値を Update に変更します。

2. In the CourseViewer form designer, double-click the saveChanges control.

   This creates the saveChanges_Click event handler method.

3. オブジェクトに対する変更をデータベースに保存するための次のコードを貼り付けます。

   Try
       ' Save object changes to the database, 
       ' display a message, and refresh the form.
       schoolContext.SaveChanges()
       MessageBox.Show("Changes saved to the database.")
       Me.Refresh()
   Catch ex As Exception
       MessageBox.Show(ex.Message)
   End Try
   

   try
   {
   
       // Save object changes to the database, 
       // display a message, and refresh the form.
       schoolContext.SaveChanges();
       MessageBox.Show("Changes saved to the database.");
       this.Refresh();
   }
   catch(Exception ex)
   {
       MessageBox.Show(ex.Message);
   }
   

実行時間が長いオブジェクト コンテキストを破棄して接続を閉じるには

• closeForm_Click イベント ハンドラー メソッドに、次のコードを入力します。 このコードは、フォームが閉じられる前にオブジェクト コンテキストを破棄します。

  ' Dispose the object context.
  schoolContext.Dispose()
  

  //Dispose the object context.
  schoolContext.Dispose();
  

履修科目の時間割アプリケーションをビルドおよび実行するには

1. [デバッグ] メニューの [デバッグ開始] または [デバッグなしで開始] をクリックします。

   アプリケーションがビルドされ実行されます。

2. フォームが読み込まれたら、ComboBox コントロールから部署を選択します。

   この部署に属するコースが表示されます。

3. DataGridView で、コース情報を更新するか、または新しいコースを追加し、Update をクリックします。

   変更内容がデータベースに保存され、変更内容が保存されたことを示すメッセージ ボックスが表示されます。

次の手順

Course Manager アプリケーションが正常に作成および実行されました。 さらに、この Entity Framework クイック スタートも完了しました。

参照

概念

オブジェクトの作成、追加、変更、および削除 (Entity Framework)
ADO.NET Entity Framework

その他のリソース

サンプル (Entity Framework)
ADO.NET Entity Data Model Tools