チュートリアル : カスタム アニメーション ボタンの作成

名前のとおり、Windows Presentation Foundation (WPF) は、ユーザーに豊富なプレゼンテーション エクスペリエンスをもたらすのに最適です。 このチュートリアルでは、ボタンの外観や動作 (アニメーションを含む) をカスタマイズする方法について説明します。 カスタマイズでは、スタイルやテンプレートを使用するので、このカスタム ボタンをアプリケーションの他のボタンに簡単に適用できます。 これから作成する、カスタマイズされたボタンを次の図に示します。

ボタンの外観を構成するベクター グラフィックスは、Extensible Application Markup Language (XAML) を使用して作成します。 XAML は HTML に似ていますが、より強力で拡張性が高くなっています。 Extensible Application Markup Language (XAML) は、Microsoft Visual Studio やメモ帳を使用して手入力したり、Microsoft Expression Blend などのビジュアル デザイン ツールを使用して入力したりできます。 Expression Blend は、基になる XAML コードを作成することによって機能するため、どちらの方法でも同じグラフィックスが作成されます。

このセクションの内容

• チュートリアル : Microsoft Expression Blend を使用してボタンを作成する
  Expression Blend のデザイナー機能を使用してカスタム動作を持つボタンを作成する方法を示します。

• チュートリアル : XAML を使用したボタンの作成
  XAML と Visual Studio を使用して、カスタム動作を持つボタンを作成する方法を示します。

関連項目

• スタイルとテンプレート
  スタイルとテンプレートを使用してコントロールの外観と動作を指定する方法を示します。

• アニメーションの概要
  WPF のアニメーションとタイミング システムを使用してオブジェクトをアニメーション化する方法を示します。

• 純色およびグラデーションによる塗りつぶしの概要
  ブラシ オブジェクトを使用して、純色、線形グラデーション、および放射状グラデーションで塗りつぶす方法を示します。

• ビットマップ効果の概要
  WPF がサポートするビットマップ効果とその適用方法を示します。