システム関数 (Entity SQL)

[アーティクル]
02/24/2011

.NET Framework Data Provider for SQL Server (SqlClient) には、次のシステム関数が用意されています。

機能	Description
CHECKSUM ( value, [value, [value]])	チェックサム値を返します。 CHECKSUM は、ハッシュインデックスの作成に使用します。引数 value: Boolean、Byte、Int16、Int32、Int64、Single、Decimal、Double、DateTime、String、Binary、または Guid。 1 つ、2 つ、または 3 つの値を指定できます。戻り値指定された式の絶対値。例 `SqlServer.CHECKSUM(10,100,1000.0)`
CURRENT_TIMESTAMP ()	有効桁数が 7 (SQL Server 2008) または 3 (SQL Server 2005) の DateTime 値に使用する現在の日付と時刻を SQL Server の内部形式で生成します。戻り値現在のシステム日時を DateTime として表現した値。例 `SqlServer.CURRENT_TIMESTAMP()`
CURRENT_ USER ()	現在のユーザーの名前を返します。戻り値 ASCII の String。例 `SqlServer.CURRENT_USER()`
DATALENGTH (expression)	式を表すために必要なバイト数を返します。引数 expression: Boolean、Byte、Int16、Int32、Int64、Single、Decimal、Double、DateTime、Time、DateTimeOffset、String、Binary、または Guid。戻り値プロパティのサイズ (Int32)。例 `SELECT VALUE SqlServer.DATALENGTH(P.Name)FROM` `AdventureWorksEntities.Product AS P`
HOST_NAME()	ワークステーション名を返します。戻り値 Unicode の String。例 `SqlServer.HOST_NAME()`
ISDATE( expression )	入力式が有効な日付かどうかを調べます。引数 expression: Boolean、Byte、Int16、Int32、Int64、Single、Decimal、Double、DateTime、Time、DateTimeOffset、String、Binary、または Guid。戻り値 Int32。入力式が有効な日付である場合は 1 です。それ以外の場合は 0 です。例 `SqlServer.ISDATE('1/1/2006')`
ISNUMERIC( expression )	式が数値型として有効かどうかを調べます。引数 expression: Boolean、Byte、Int16、Int32、Int64、Single、Decimal、Double、DateTime、Time、DateTimeOffset、String、Binary、または Guid。戻り値 Int32。入力式が有効な日付である場合は 1 です。それ以外の場合は 0 です。例 `SqlServer.ISNUMERIC('21')`
NEWID()	Guid 型の一意な値を作成します。戻り値 Guid。例 `SqlServer.NEWID()`
USER_NAME( id )	指定した識別番号から、データベースユーザー名を返します。引数 expression: データベースユーザーに関連付けられている Int32 型の識別番号を指定します。戻り値 Unicode の String。例 `SqlServer.USER_NAME(0)`

SqlClient でサポートされる文字列関数の詳細については、SqlClient プロバイダーマニフェストで指定した SQL Server のバージョンのドキュメントを参照してください。

SQL Server 2000	SQL Server 2005	SQL Server 2008
システム関数 (Transact-SQL)	システム関数 (Transact-SQL)	システム関数 (Transact-SQL)

参照

概念

Entity SQL 言語
 Entity Framework 用 .NET Framework Data Provider for SQL Server (SqlClient) 関数