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ICorDebugThread4::GetBlockingObjects メソッド

スレッドのブロック情報を提供する CorDebugBlockingObject 構造体の順序が指定された列挙体を提供します。

HRESULT GetBlockingObjects (
    [out] ICorDebugBlockingObjectEnum **ppBlockingObjectEnum

パラメーター

  • ppBlockingObjectEnum
    [出力] CorDebugBlockingObject 構造体の順序が指定された列挙体へのポインター。

解説

返される列挙体の最初の要素は、スレッドをブロックしている最初の構造体を表します。 2 つ目の要素は、1 つ目でブロックされているときの非同期プロシージャ呼び出し (APC: Asynchronous Procedure Call) の実行中に検出されたブロック アイテムを表し、その後の要素も同様にブロック アイテムを表します。

列挙体は、現在の同期状態の期間中のみ有効です。

このメソッドは、デバッグ対象が同期状態である場合に呼び出す必要があります。

ppBlockingObjectEnum が有効なポインターではない場合、結果は未定義になります。

スレッドがブロックされ、エラーが特定できない場合、メソッドは失敗を示す HRESULT を返します。それ以外の場合は、S_OK を返します。

必要条件

プラットフォーム: 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー: CorDebug.idl、CorDebug.h

ライブラリ: CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン: 4

参照

その他の技術情報

ICorDebugThread4 インターフェイス

デバッグのインターフェイス

デバッグ (アンマネージ API リファレンス)