DataGrid
DataGrid コントロールでは、SQL データベース、LINQ クエリ、バインドできる他のデータ ソースなどのさまざまなソースのデータを表示および編集できます。 詳細については、「バインディング ソースの概要」を参照してください。
列には、テキスト、ComboBox などのコントロール、イメージやボタンなどのその他の WPF コンテンツ、またはテンプレートに格納されるコンテンツを表示できます。 DataGridTemplateColumn を使用して、テンプレートに定義されたデータを表示できます。 既定で提供される列の型を次の表に示します。
生成された列の型 |
データ型 |
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DataGrid では、セルのフォント、色、サイズなどの表示形式をカスタマイズできます。 DataGrid では、他の WPF コントロールのスタイルとテンプレート機能のすべてをサポートしています。 DataGrid には、編集、並べ替え、および検証に関する、既定の動作とカスタマイズできる動作も用意されています。
次の表に、DataGrid に共通のタスクの一部と、それらの実行方法を示します。 関連する API を表示することによって、詳細やサンプル コードを参照できます。
シナリオ |
方法 |
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背景色の変更 |
AlternationIndex プロパティを 2 以上に設定し、Brush を RowBackground および AlternatingRowBackground プロパティに割り当てます。 |
セルと行の選択動作の定義 |
SelectionMode プロパティおよび SelectionUnit プロパティを設定します。 |
ヘッダー、セル、および行の視覚的な外観のカスタマイズ |
新しい Style を ColumnHeaderStyle、RowHeaderStyle、CellStyle、または RowStyle プロパティに適用します。 |
サイズ変更オプションの設定 |
Height、MaxHeight、MinHeight、Width、MaxWidth、または MinWidth の各プロパティを設定します。 詳細については、「DataGrid コントロールのサイズ変更オプション」を参照してください。 |
選択されたアイテムへのアクセス |
選択されたセルを取得するには SelectedCells プロパティをチェックし、選択された行を取得するには SelectedItems プロパティをチェックします。 詳細については、SelectedCells を参照してください。 |
エンド ユーザーとの対話をカスタマイズ |
CanUserAddRows プロパティ、CanUserDeleteRows プロパティ、CanUserReorderColumns プロパティ、CanUserResizeColumns プロパティ、CanUserResizeRows プロパティおよび CanUserSortColumns プロパティを設定します。 |
自動生成された列のキャンセルまたは変更 |
AutoGeneratingColumn イベントを処理します。 |
列の固定 |
FrozenColumnCount プロパティを 1 に設定し、DisplayIndex プロパティを 0 に設定することによって列を左端の位置に移動します。 |
データ ソースとしての XML データの使用 |
DataGrid の ItemsSource を、項目のコレクションを表す XPath クエリにバインドします。 DataGrid に各列を作成します。 バインディングの XPath を、項目のソースのプロパティを取得するクエリに設定することによって各列をバインドします。 例については、「DataGridTextColumn」を参照してください。 |
関連トピック
タイトル |
説明 |
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新しい WPF プロジェクトを設定し、Entity Framework の要素を追加し、ソースを設定し、DataGrid にデータを表示する方法について説明します。 |
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DataGrid の行の詳細を作成する方法について説明します。 |
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DataGrid のセルと行の値を検証し、検証フィードバックを表示する方法について説明します。 |
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キーボードとマウスを使用して DataGrid コントロールと対話する方法について説明します。 |
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グループ化、並べ替え、フィルターなどを適用することによって、さまざまな角度から DataGrid でデータを表示する方法について説明します。 |
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DataGrid での絶対サイズ設定および自動サイズ設定を制御する方法について説明します。 |