Visual C++ に固有の MSBuild タスク
更新 : 2010 年 9 月
タスクでは、ビルド プロセスの間に実行するコードを指定します。 Visual C++ をインストールすると、MSBuild でインストールされたタスク以外に、次のタスクが使用可能になります。 詳細については、「MSBuild (Visual C++) の概要」を参照してください。
タスクごとのパラメーターのほか、すべてのタスクに以下のパラメーターがあります。
パラメーター |
説明 |
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Condition |
省略可能な String 型のパラメーターです。 このタスクが実行されるかどうかを MSBuild エンジンが決定するために使用する Boolean 式です。 MSBuild でサポートされる条件の詳細については、「MSBuild の条件」を参照してください。 |
ContinueOnError |
省略可能な Boolean 型のパラメーターです。 このタスクが失敗した場合に、ターゲット内の残りのタスクを実行するかどうかを示す Boolean 値です。 Execute メソッドで例外がスローされるか false が返されると、タスクは失敗します。 ContinueOnError を true に設定した場合は、残りのタスクが実行されるため、このタスクが失敗してもターゲット全体の失敗には至りません。 ContinueOnError を false に設定した場合には、残りのタスクが実行されず、ターゲット全体のビルドが失敗します。 既定では、ContinueOnError は false に設定されています。 |
関連トピック
タイトル |
説明 |
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Microsoft Browse Information Maintenance Utility ツール (bscmake.exe) をラップします。 |
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Visual C++ コンパイラ ツール (cl.exe) をラップします。 |
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Visual C++ プロジェクトのビルド時に MSBuild によって作成される一時ファイルを削除します。 |
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Microsoft 32-Bit Library Manager ツール (lib.exe) をラップします。 |
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Visual C++ リンカー ツール (link.exe) をラップします。 |
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Microsoft インターフェイス定義言語 (MIDL: Microsoft Interface Definition Language) コンパイラ ツール (midl.exe) をラップします。 |
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Microsoft マニフェスト ツール (mt.exe) をラップします。 |
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Microsoft Windows リソース コンパイラ ツール (rc.exe) をラップします。 |
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指定された環境変数の値を設定または削除します。 |
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ビルド時の警告メッセージおよびエラー メッセージをログに記録します。 |
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XML ドキュメント ツール (xdcmake.exe) をラップします。このツールは、XML ドキュメント コメント (.xdc) ファイルを .xml ファイルにマージします。 |
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XML スキーマ定義ツール (xsd.exe) をラップします。このツールは、ソースからスキーマ ファイルまたはクラス ファイルを生成します。 |
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MSBuild システムの要素について説明します。 |
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タスクについて説明します。タスクはコードの単位であり、組み合わせることでビルドを生成できます。 |
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タスクの作成方法について説明します。 |
履歴の変更
日付 |
履歴 |
理由 |
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2010 年 9 月 |
Visual C++ のタスクについて説明する別のドキュメントの再編成の一部としてこのドキュメントを作成しました。 |
情報の拡充 |