caching の sqlCacheDependency 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
データベースをキャッシュし、Microsoft SQL Server 2000 または SQL Server 2005 に対してテーブル ベースのポーリングを行う、SqlCacheDependency クラスが使用する設定を定義します。 この構成設定は、sqlCacheDependency 要素を SQL Server 2005 のクエリ通知と組み合わせて使用する場合には影響しません。
<sqlCacheDependency enabled="true|false"
pollTime="number">
<databases>...</databases>
</sqlCacheDependency>
属性および要素
以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。
属性
属性 |
説明 |
---|---|
enabled |
必須の Boolean 属性です。 変更をポーリングするかどうかを示します。 |
pollTime |
省略可能な Int32 型の属性です。 SqlCacheDependency クラスのインスタンスがデータベース テーブルに変更をポーリングする頻度を設定します。 この値は、連続するポーリング間のミリ秒数に当たります。 500 ミリ秒未満には設定できません。 既定値は 1 分です。 |
子要素
要素 |
説明 |
---|---|
databases |
省略可能な要素です。 SqlCacheDependency クラスのインスタンスが使用できる 1 つ以上の名前付き SQL 接続を格納します。 |
親要素
要素 |
説明 |
---|---|
configuration |
共通言語ランタイムおよび .NET Framework アプリケーションで使用されるすべての構成ファイルで必要なルート要素です。 |
system.web |
構成ファイル内に含まれる ASP.NET の構成設定のルート要素を指定します。 ASP.NET Web アプリケーションを設定し、アプリケーションの動作方法を制御する要素を格納します。 |
caching |
Web アプリケーションのキャッシュ設定を構成します。 |
解説
既定の構成
次の既定の sqlCacheDependency 要素は、マシン構成ファイルやルートの Web.config ファイルでは明示的に構成されていませんが、.NET Framework Version 2.0 においては、アプリケーションによって返される既定の構成です。
<sqlCacheDependency enabled = "true"
pollTime = "60000">
<databases>
<add name = ""
connectionStringName = ""
pollTime = "60000"/>
</databases>
</sqlCacheDependency>
使用例
ASP.NET アプリケーションに SqlCacheDependency オブジェクトを追加する例を次に示します。
<sqlCacheDependency enabled="true" pollTime="30000">
<databases>
<add name="Pubs" connectionStringName="PubsConn" />
</databases>
</sqlCacheDependency>
要素情報
構成セクション ハンドラー |
|
構成メンバー |
|
構成できる場所 |
Machine.config ルート レベルの Web.config アプリケーション レベルの Web.config |
要件 |
IIS 5.0、5.1、および 6.0 .NET Framework 2.0 Visual Studio 2005 |
参照
処理手順
方法 : Location の設定を使用して特定のディレクトリを構成する
参照
system.web 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
caching の sqlCacheDependency の databases 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)