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ICorDebugFunction インターフェイス

マネージ関数またはマネージ メソッドを表します。

メソッド

メソッド

説明

ICorDebugFunction::CreateBreakpoint メソッド

この関数の先頭にブレークポイントを作成します。

ICorDebugFunction::GetClass メソッド

この関数がメンバーであるクラスを表す ICorDebugClass オブジェクトを取得します。

ICorDebugFunction::GetCurrentVersionNumber メソッド

この関数に対して行われた最後の編集のバージョン番号を取得します。

ICorDebugFunction::GetILCode メソッド

この関数の Microsoft Intermediate Language (MSIL) コードを取得します。

ICorDebugFunction::GetLocalVarSigToken メソッド

この ICorDebugFunction インスタンスで表される関数のローカル変数シグネチャのメタデータ トークンを取得します。

ICorDebugFunction::GetModule メソッド

この関数が定義されているモジュールを取得します。

ICorDebugFunction::GetNativeCode メソッド

この関数のネイティブ コードを取得します。

ICorDebugFunction::GetToken メソッド

この関数のメタデータ トークンを取得します。

解説

ICorDebugFunction インターフェイスは、ジェネリック型パラメーターを使用する関数を表しません。 たとえば、ICorDebugFunction インスタンスは Func<T> を表しますが、Func<string> は表しません。 ジェネリック型パラメーターを取得するには、ICorDebugILFrame2::EnumerateTypeParameters を呼び出します。

メソッドのメタデータ トークンである mdMethodDef とメソッドの ICorDebugFunction オブジェクトとの関係は、関数でエディット コンティニュを使用できるかどうかによって異なります。

  • 関数でエディット コンティニュを使用できない場合、ICorDebugFunction オブジェクトと mdMethodDef トークンとの間には一対一リレーションシップが存在します。 つまり、関数は 1 つの ICorDebugFunction オブジェクトと 1 つの mdMethodDef トークンを持ちます。

  • 関数でエディット コンティニュを使用できる場合、ICorDebugFunction オブジェクトと mdMethodDef トークンとの間には多対一リレーションシップが存在します。 つまり、関数はバージョンごとに ICorDebugFunction の複数のインスタンスを持つことができますが、mdMethodDef トークンは 1 つのみです。

メモメモ

このインターフェイスは、コンピューター間またはプロセス間でのリモート呼び出しをサポートしていません。

要件

プラットフォーム: 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー: CorDebug.idl、CorDebug.h

ライブラリ : CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン: 4、3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0、1.1、1.0

参照

参照

ICorDebugFunction2 インターフェイス

その他の技術情報

デバッグのインターフェイス