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CoEEShutDownCOM 関数

共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) に対し、ランタイム呼び出し可能ラッパー (RCW: Runtime Callable Wrapper) 内に保持しているすべてのインターフェイス ポインターを解放するように強制します。 これには、すべての RCW キャッシュを解放する効果があります。 このグローバル関数は、.NET Framework Version 4 では推奨されていません。 代わりに、特定のランタイムのエントリ ポイントを使用します。

void CoEEShutDownCOM ();

解説

CoEEShutDownCOM 関数は、まずすべてのコンテキストおよびすべてのキャッシュに含まれるすべての RCW を解放してから、セットアップ内に存在するすべての終了処理通知を削除します。 DLL のアンロードは行われません。

Caution メモ注意

この関数は、プロセスに読み込まれているすべてのランタイムに影響があります。

.NET Framework 4 以降では、対象となるランタイム上で、この関数のエントリ ポイントを呼び出します。 エントリ ポイントを取得するには、ICLRRuntimeInfo::GetProcAddress メソッドを呼び出し、"CoEEShutDownCOM" を指定します。

必要条件

プラットフォーム: 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー: Cor.h

ライブラリ: MsCorEE.dll にリソースとして格納されていること

.NET Framework のバージョン : 4、3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0、1.1、1.0

参照

その他の技術情報

メタデータ グローバル静的関数