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ICorDebug::CanLaunchOrAttach メソッド

現在のコンピューターおよびランタイム構成のコンテキストで、新しいプロセスの起動または指定した既存のプロセスへのアタッチを実行できるかどうかを示す HRESULT を返します。

HRESULT CanLaunchOrAttach (
    [in] DWORD      dwProcessId,
    [in] BOOL       win32DebuggingEnabled
);

パラメーター

  • dwProcessId
    [入力] 既存のプロセスの ID。

  • win32DebuggingEnabled
    [入力] Win32 デバッグを有効にして起動する場合、または Win32 デバッグを有効にしてアタッチする場合は true。それ以外の場合は false。

戻り値

デバッグ サービスが (現在のコンピューターとランタイムの構成に関する情報を受け取ることを前提として) 新しいプロセスの起動または指定されたプロセスへのアタッチが可能であると判断した場合は、S_OK です。 考えられる HRESULT 値は次のとおりです。

  • S_OK

  • CORDBG_E_DEBUGGING_NOT_POSSIBLE

  • CORDBG_E_KERNEL_DEBUGGER_PRESENT

  • CORDBG_E_KERNEL_DEBUGGER_ENABLED

解説

このメソッドは情報の提供のみを目的としています。 CanLaunchOrAttach によって返される値に関係なく、インターフェイスでプロセスの起動やアタッチを行うことができます。

Win32 デバッグを有効にして起動する場合、または Win32 デバッグを有効にしてアタッチする場合、win32DebuggingEnabled に true を渡します。 このオプションを使用すると、CanLaunchOrAttach によって返される HRESULT が異なる場合があります。

必要条件

プラットフォーム: 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー: CorDebug.idl、CorDebug.h

ライブラリ: CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン: 4、3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0、1.1、1.0

参照

参照

ICorDebug インターフェイス