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ICLRDataTarget インターフェイス

共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) のターゲット項目と対話するためのメソッドを提供します。

メソッド

メソッド

説明

ICLRDataTarget::GetCurrentThreadID メソッド

現在のスレッドのオペレーティング システム識別子を取得します。

ICLRDataTarget::GetImageBase メソッド

指定したイメージのメモリのベース アドレスを取得します。

ICLRDataTarget::GetMachineType メソッド

対象のプロセスで使用されている命令セットの種類の識別子を取得します。

ICLRDataTarget::GetPointerSize メソッド

現在のターゲットへのポインターのサイズ (バイト単位) を取得します。

ICLRDataTarget::GetThreadContext メソッド

指定した識別子を持つスレッドのコンテキストへのポインターを取得します。

ICLRDataTarget::GetTLSValue メソッド

指定したスレッドの指定したインデックスにあるスレッド ローカル ストレージ (TLS: Thread Local Storage) の値を取得します。

ICLRDataTarget::ReadVirtual メソッド

指定された仮想メモリ アドレスから指定されたバッファーにデータを読み込みます。

ICLRDataTarget::Request メソッド

実装によって定義されている場合と同じように操作を要求するために、共通言語ランタイム (CLR) データ アクセス サービスによって呼び出されます。

ICLRDataTarget::SetThreadContext メソッド

対象プロセス内の指定したスレッドの現在のコンテキストを設定します。

ICLRDataTarget::SetTLSValue メソッド

対象プロセス内の指定したスレッドのスレッド ローカル ストレージ (TLS) に値を設定します。

ICLRDataTarget::WriteVirtual メソッド

指定されたバッファーから指定された仮想メモリ アドレスにデータを書き込みます。

解説

API クライアント (デバッガー) は、必要に応じ、特定のターゲット項目に対してこのインターフェイスを実装する必要があります。 たとえば、ライブ プロセスには、メモリ ダンプとは異なるインターフェイスを実装します。

要件

プラットフォーム: 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー: ClrData.idl、ClrData.h

ライブラリ: CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン: 4、3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0

参照

参照

ICLRDataTarget2 インターフェイス

その他の技術情報

デバッグのインターフェイス