COR_PRF_FUNCTION_ARGUMENT_INFO 構造体
関数の引数を、左から右の順序で表します。
typedef struct _COR_PRF_FUNCTION_ARGUMENT_INFO {
ULONG numRanges;
ULONG totalArgumentSize;
COR_PRF_FUNCTION_ARGUMENT_RANGE ranges[1];
} COR_PRF_FUNCTION_ARGUMENT_INFO;
メンバー
メンバー |
説明 |
---|---|
numRanges |
引数のブロック数。 つまり、この値は ranges 配列内の COR_PRF_FUNCTION_ARGUMENT_RANGE 構造体の数です。 |
totalArgumentSize |
すべての引数の合計サイズ。 つまり、この値は引数の長さの合計です。 |
ranges |
COR_PRF_FUNCTION_ARGUMENT_RANGE 構造体の配列。各構造体は、関数の引数の 1 つのブロックを表します。 |
解説
1 つの関数には、多数の引数が渡されることがあります。 これらの引数は、メモリ内に連続して格納されるとは限りません。 たとえば、ある場所に 3 つの引数が 1 つのブロックとして格納され、別の場所に 2 つの引数が 1 つのブロックとして格納され、さらに別の場所に 1 つの引数が 1 つのブロックとして格納される場合があります。 これらはすべて同じ関数の引数であり、格納場所が異なっているだけです。
COR_PRF_FUNCTION_ARGUMENT_INFO 構造体は、単一の関数のすべての引数を表します。 この構造体は、配列を使用して、関数の引数のすべてのブロックを参照します。 つまり、1 つの関数には 1 つの COR_PRF_FUNCTION_ARGUMENT_INFO 構造体が対応し、その構造体から複数の COR_PRF_FUNCTION_ARGUMENT_RANGE 構造体が参照され、参照先の構造体のそれぞれが 1 つ以上の関数の引数を指します。
レジスタに格納された引数は、メモリにコピーされて構造体を形成します。
必要条件
プラットフォーム : 「.NET Framework システム要件」を参照
ヘッダー : Corprof.idl
ライブラリ : CorGuids.lib
.NET Framework のバージョン : 4、3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0