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MageUI.exe (マニフェスト生成および編集ツールのグラフィカル クライアント)

MageUI.exe でサポートされている機能は、コマンド ライン ツール Mage.exe の機能と同じですが、MageUI.exe には、Windows ベースのユーザー インターフェイス (UI) があります。 このツールを使用すると、配置マニフェストおよびアプリケーション マニフェストを作成および編集でき、これらのマニフェストに署名することができます。 MageUI.exe で作成される新しいマニフェストは、.NET Framework 4 Client Profile を対象とします。 以前のバージョンの .NET Framework を対象にするには、以前のバージョンの MageUI.exe を使用する必要があります。 マニフェストに対してアセンブリの追加または削除を実行しても、既存のマニフェストに再署名しても、MageUI.exe は .NET Framework 4 Client Profile を対象にするようにマニフェストを更新しません。 詳細については、「Mage.exe (マニフェストの生成および編集ツール)」を参照してください。

  • Visual Studio 2010 セットアップには、2 つのバージョンの Mage.exe および MageUI.exe がコンポーネントとして含まれています。 バージョン情報を確認するには、MageUI.exe を実行し、[ヘルプ] をクリックして、[バージョン情報] をクリックします。 このドキュメントでは、バージョン 4.0.x.x の Mage.exe および MageUI.exe について説明します。

次の表に、利用できるメニューおよびツール バー項目の一覧を表示します。

コマンド

メニュー

ショートカット

説明

[Application Manifest]

[File] > [New]

アプリケーション マニフェストを新規作成します。

[Deployment Manifest]

[File] > [New]

配置マニフェストを新規作成します。

[Open]

[File]

Ctrl + O

既存の配置マニフェスト、アプリケーション マニフェストまたは信用ライセンスを編集用に開きます。

[Close]

[File]

Ctrl + F4

開いているファイルを閉じます。

閉じるファイルが変更されていた場合は、公開キー、キー ペア、または格納済みの証明書を使ってファイルに再度署名することを求めるメッセージが表示されます。

[Save]

[File]

Ctrl + S

ユーザー入力のフォーカスがある文書をディスクに保存します。

[Save As]

[File]

ファイルをディスクに保存します。この場合、ユーザーは新しいファイル名や場所を指定できます。

[Save All]

[File]

MageUI.exe 内で現在開かれている各ファイルに対して行った変更を保存します。

[Preferences]

[File]

[Preferences] ダイアログ ボックスを開きます。 詳細については、以下のセクションを参照してください。

[Exit]

[File]

Alt + F4

MageUI.exe を終了します。

[Cut]

[Edit]

Ctrl + X

現在選択されているテキストをアプリケーションから削除し、システムのクリップボードに移動します。

[Copy]

[Edit]

Ctrl + C

現在選択されているテキストを、システムのクリップボードにコピーします。

[Paste]

[Edit]

Ctrl + V

システム クリップボードから現在アクティブなテキスト要素にテキストを貼り付けます。

[Delete]

[Edit]

現在選択されている一覧、たとえば [Deployment Manifest] タブの信用ライセンスなどで現在選択されている要素を削除します。 詳細については、「[Deployment Manifest] タブ (MageUI.exe)」を参照してください。

[Close All]

[Window]

現在 MageUI.exe で開かれているすべてのファイルを閉じます。 保存する必要のあるファイルが存在する場合は、それらのファイルを保存するように要求するメッセージが表示されます。 また、未署名のファイルや変更されたファイルについては、署名キーを選択するように示すメッセージもファイルごとに表示されます。

[About]

[Help]

MageUI.exe のバージョンおよび著作権についての情報が表示されます。

[Preferences] ダイアログ ボックス

[Preferences] ダイアログ ボックスには、以下の項目があります。

UI 要素

説明

[Sign on save]

変更内容を保存するたびに、ファイルへの署名を促すメッセージが表示されます。

[Use default signing certificate]

どのファイルに署名する場合でも [Certificate file] ボックスに入力されたキーを使用します。 こうすると、[Sign on Save] チェック ボックスをオンにした状態でファイルを保存した場合などに表示される、署名を要求するメッセージが表示されなくなります。 キー ファイルを選択するには、[Certificate file] ボックスの横の省略記号 (...) ボタンをクリックします。

[Signing Options] ダイアログ ボックス

[Signing Options] ダイアログ ボックスは、マニフェストや信用ライセンスを初めて保存する場合、またはマニフェストや信用ライセンスを変更する場合に表示されます。 [Preferences] ダイアログ ボックスの [Sign on Save] チェック ボックスがオンの場合にだけ表示されます。 [TimeStamping URI] ボックスの値を指定するマニフェストに署名するときには、インターネットに接続している必要があります。

このダイアログ ボックスには、以下の項目があります。

UI 要素

説明

[Sign with certificate file]

ファイル システムに格納されているデジタル証明書でマニフェストに署名します。

[File]

証明書を表す .pfx ファイルのパスの入力欄です。

[...]

既存の .pfx ファイルを選択するための [Choose File] ダイアログ ボックスを開きます。

[New]

証明機関 (CA: Certificate Authority) によって証明できない、.pfx ファイルを新規作成します。 ClickOnce の配置に署名するために使用する証明書の種類の詳細については、「信頼されたアプリケーションの配置の概要」を参照してください。

[Password]

この証明書で署名するために使用するパスワードの入力欄です。 該当しない場合は、空白にできます。

[Sign with stored certificate]

使用しているコンピューターの証明書ストアに格納されている、選択可能なデジタル署名が一覧表示されます。

[TimeStamping URI]

デジタル タイムスタンプ サービスの URI (Uniform Resource Locator) が表示されます。 次のバージョンのアプリケーションを配置する前にデジタル証明書の有効期限が切れる場合、マニフェストにタイムスタンプを設定すると、マニフェストに再署名する必要がなくなります。 詳細については、「Microsoft ルート証明書プログラムのメンバ」および「ClickOnce と Authenticode」を参照してください。

[Don't Sign]

デジタル証明書から署名を追加せずにマニフェストを保存できます。

タブおよびパネルの説明

MageUI.exe で文書を開くと、その文書用のタブ ページに文書が表示されます。 各タブには、一連のプロパティ パネルがあります。 パネルには、文書のデータをグループ化したサブセットが表示されています。 各種文書を編集するために使用できる UI 要素の詳細については、「[Deployment Manifest] タブ (MageUI.exe)」および「[Application Manifest] タブ (MageUI.exe)」を参照してください。

参照

処理手順

チュートリアル : ClickOnce アプリケーションを手動で配置する

参照

Mage.exe (マニフェストの生成および編集ツール)

[Deployment Manifest] タブ (MageUI.exe)

[Application Manifest] タブ (MageUI.exe)

概念

ClickOnce のセキュリティと配置