PROP_ENTRY_TYPE_EX
PROP_ENTRY_TYPE と同じ機能を提供します。ただし、オブジェクトが複数のデュアル インターフェイスをサポートしている場合は、特定の IID を指定できます。
PROP_ENTRY_TYPE_EX(
szDesc,
dispid,
clsid,
iidDispatch,
vt
)
パラメーター
szDesc
[入力] プロパティの説明。dispid
[入力] プロパティの DISPID。clsid
[入力] 関連付けられたプロパティ ページの CLSID。 関連付けられたプロパティ ページを持たないプロパティの場合には、特別な値 CLSID_NULL を使用します。iidDispatch
[入力] プロパティを定義しているデュアル インターフェイスの IID。vt
[入力] プロパティの型。
解説
PROP_ENTRY_EX マクロは安全でないため、使用しないでください。 このマクロの代わりに PROP_ENTRY_TYPE_EX が導入されました。
BEGIN_PROP_MAP マクロと END_PROP_MAP マクロは、プロパティ マップの開始位置と終了位置をそれぞれ示します。
使用例
次の例では、まず IMyDual1 の複数のエントリをグループ化した後、IMyDual2 のエントリを続けています。 デュアル インターフェイスでグループ化すると、パフォーマンスが向上します。
BEGIN_PROP_MAP(CAtlEdit)
PROP_ENTRY_TYPE_EX("Caption", DISPID_CAPTION, CLSID_MyPropPage2, IID_IMyDual1, VT_BSTR)
PROP_ENTRY_TYPE_EX("Enabled", DISPID_ENABLED, CLSID_MyPropPage2, IID_IMyDual1, VT_BOOL)
PROP_ENTRY_TYPE_EX("Width", DISPID_DRAWWIDTH, CLSID_MyPropPage2, IID_IMyDual2, VT_UINT)
END_PROP_MAP()
必要条件
ヘッダー: atlcom.h
参照
関連項目
PROP_ENTRY_INTERFACE_CALLBACK_EX