サンプル: グラフに表示する項目数の制限
対象: Dynamics CRM 2015
グラフ レポートのデータ要素は 15 個までに制限されています。 データセットでは、グラフ化する値に関して、結果セットを上位 15 行に制限する必要があります。 また、16 番目の "other" データ要素の値はオプションです。 この値は、ドメイン内のその他すべての行の集計を表します。 16 番目の値は、常に結果セットの一番下に表示されます。 これにより、一部のレポートに適しているドリルスルー機能を含むレポートの複雑性レベルが追加されます。
注意
グラフの内容を正確に表示するために、データ要素の数を減らしたり、ラベルの長さを短縮したりすることが必要な場合があります。
例
次の図に、あるグラフに関して、上位 15 個のデータ要素と、16 番目の他のデータ要素を生成する SQL クエリの例をします。
INSERT INTO @AcctTopTbl SELECT Top 15 accountid FROM FilteredAccount ORDER BY Revenue Desc
SELECT AcctTop.accountid, AcctTop.name, AcctTop.Revenue, 1 As SortOrder FROM (SELECT Top 15 accountid, name, Revenue FROM FilteredAccount ORDER BY Revenue Desc) AS AcctTop
UNION
SELECT Null As accountid, 'Other' As name, Sum(Revenue) As Revenue, 2 As SortOrder FROM FilteredAccount
WHERE accountid NOT IN (Select accountid FROM @AcctTopTbl)
ORDER BY SortOrder Asc, Revenue Desc
例
次の例では、FetchXML クエリを使用してテーブルに表示されるデータ要素の数を制限する方法を示します。 データ セットごとに 1 つの FetchXML クエリがある 2 つのデータ セットを提供する必要があります。 最初のデータセット クエリからの結果は、複数の値を持つパラメーターを介し、クエリの結果をフィルターするために 2 番目のデータセットに渡されます。Dataset1 は売り上げにより並べ替えた上位 15 レコードを取得し、Dataset2 は DataSet1 のアカウントを除くすべてのアカウントを集計する "TotalRevenue" を取得します。
DataSet1:
<fetch count="15">
<entity name="account" >
<attribute name="accountid" />
<attribute name="name" />
<attribute name="revenue" />
<order attribute="revenue" descending="true" />
</entity>
</fetch>
DataSet2:
<fetch aggregate="true">
<entity name="account">
<attribute name="revenue" aggregate="sum" alias="TotalRevenue" />
<filter>
<condition attribute="accountid" operator="not-in" value="@TopAccountIds"/>
</filter>
</entity>
</fetch>
Report Parameter:
<ReportParameter Name=" TopAccountIds ">
...
<MultiValue>true</MultiValue>
<Hidden>true</Hidden>
<DefaultValue>
<DataSetReference>
<DataSetName>DataSet1</DataSetName>
<ValueField>accountid</ValueField>
</DataSetReference>
</DefaultValue>
</ReportParameter>
関連項目
サンプル レポート
サンプル: 上位 X 個の値の表示
設置型用 CRM 2015 を使用してレポートを作成する
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