プロセスの監視と管理
公開日: 2017年2月
対象: Dynamics 365 (online)、Dynamics 365 (on-premises)、Dynamics CRM 2016、Dynamics CRM Online
プロセスを監視および管理するには、プロセスを特定し、状態を評価し、問題に対処するために必要なアクションを実行する必要があります。
このトピックの内容
バックグラウンドのワークフローの監視
リアルタイム ワークフローとアクションの監視
ダイアログの監視
ワークフローのプロセスの状態
バックグラウンドのワークフローの監視
バックグラウンドのワークフローはシステム ジョブ レコードが生成して、システム ジョブの状態を追跡します。 アプリケーション内の複数の場所にあるこれらのシステム ジョブに関する情報にアクセスできます。
設定 > システム ジョブ
これには、すべての種類のシステム ジョブが含まれます。 レコードをフィルター処理して、[システム ジョブの種類] が [ワークフロー] のレコードを抽出する必要があります。ワークフロー プロセスから
バックグラウンドのワークフローの定義を開き、[プロセス セッション] タブに移動します。 これにより、このバックグラウンドのワークフローのシステム ジョブだけが表示されます。レコードから
ナビゲーションに [バックグラウンド プロセス] の関連付けが含まれるように、エンティティ フォームを編集できます。 これにより、レコードのコンテキストで開始されたすべてのシステム ジョブが表示されます。
注意
非同期システム ジョブ(ワークフロー)が数回連続して失敗した場合、Dynamics 365 は、非常に長い時間間隔のジョブの実行の延期を開始して、Dynamics 365 管理者が問題を調査して解決することができるようにします。 ジョブが成功し始めたなら、通常の実行を再開します。
バックグラウンド ワークフローの実行に関するアクション
バックグラウンド ワークフローの実行中、ワークフローを [取り消し]、[一時停止]、または [延期] するオプションを使用できます。 ワークフローを一時停止していた場合は、それを [再開] できます。
リアルタイム ワークフローとアクションの監視
リアルタイムのワークフローおよびアクションは、即時に実行されるので、システム ジョブのレコードを使用しません。 発生したエラーは、[ビジネス プロセス エラー] という見出しで、アプリケーション内でユーザーに表示されます。
正常な操作についてはログはありません。 エラーのログを有効にするには、プロセスの [管理] タブの下部の [ワークフロー ログの保持] 領域で、[エラーが発生したワークフロー ジョブのログを保持する] オプションをチェックします。
特定のプロセスのエラーのログを表示するには、リアルタイム ワークフローまたはアクション定義を開き、[プロセス セッション] タブに移動します。 これにより、このプロセスで記録されたエラーのみが表示されます。
任意のプロセスのすべてのエラーの表示が必要な場合は、[高度な検索] に移動し、プロセス セッション エンティティのエラーを表示するビューを作成します。
ダイアログの監視
実行される各ダイアログによって、プロセス セッション レコードが作成されます。 このレコードは、ダイアログ内のやり取りの概要を示します。 そのダイアログのプロセス セッション領域を使用して、特定のダイアログのプロセス セッションを表示できます。または [高度な検索] を使用して、関連する [プロセス][カテゴリ] が [ダイアログ] である場合のクエリを作成できます。
ワークフローのプロセスの状態
ワークフロー プロセスの一覧を表示するとき、個々のプロセスは以下の [状態] 値と [ステータス] 値の 1 つを使用できます:
都道府県 |
ステータス |
---|---|
準備完了 |
リソースの待機中 |
中止 |
待機中 |
ロック |
進行中 一時停止の処理中 取り消し中 |
完了済み |
成功しました 失敗 キャンセル済み |
関連項目
プロセスの作成および編集
ワークフロー プロセス
ワークフロー ステップの構成
ワークフロー プロセスに関するベスト プラクティス
MSDN: 非同期サービスのアーキテクチャ
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