LINQ (.NET 統合言語クエリ) を使用してクエリを作成する

[アーティクル]
03/04/2017

公開日: 2017年1月

対象: Dynamics 365 (online)、Dynamics 365 (on-premises)、Dynamics CRM 2016、Dynamics CRM Online

.NET 統合言語クエリ (LINQ) を使用して Microsoft Dynamics 365 (オンラインおよび設置型) でクエリを作成できます。OrganizationServiceContext クラス、または、 CrmSvcUtilツールによって作成された派生クラスを使用して、SOAP エンドポイント (Organization.svc) にアクセスする LINQ クエリを作成できます。OrganizationServiceContext クラスには、Microsoft Visual C# 構文または Microsoft Visual Basic .NET 構文の LINQ クエリを、Microsoft Dynamics 365 が使用するクエリ API に変換する、基になる LINQ クエリプロバイダーが含まれています。

事前バインドプログラミングクラスを使用する場合は、コード生成ツール (CrmSvcUtil.exe) の使用時に servicecontextname パラメーターを使用してクラス名を指定すると、OrganizationServiceContext クラスの派生クラスを生成できます。このクラスを使用すると、<entity schema name>+Set というパターンを使用して IQueryable エンティティセットを参照できます。たとえば、AccountSet で Account エンティティレコードのコレクションを参照できます。Microsoft Dynamics 365 SDK のサンプルはすべて、このクラスの名前として ServiceContext を使用していますが、異なる名前を使用することもできます。詳細:コード生成ツール (CrmSvcUtil.exe) を使用して事前バインド型エンティティクラスを作成する

このセクションの内容

LINQ を使用したクエリの構築

LINQ クエリでの遅延バインドエンティティクラスの使用

エンティティ属性と LINQ を使用した結果の順序指定

LINQ による大量の結果セットのページング

LINQ クエリの例

サンプル: LINQ クエリの作成

サンプル: 複雑な LINQ クエリ

サンプル: LINQ を使用した条件演算子による複数取得

サンプル: その他の LINQ クエリの例

サンプル: 遅延バインドで LINQ クエリを作成する

Microsoft Dynamics 365

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