サンプル: Web リソースのユーティリティ

[アーティクル]
03/04/2017

公開日: 2017年1月

対象: Dynamics 365 (online)、Dynamics 365 (on-premises)、Dynamics CRM 2016、Dynamics CRM Online

多くのファイルを作成する必要がある場合は、カスタマイズツールを使用して一度に 1 つの Web リソースを手動で作成すると時間がかかることがあります。 Web Resource Utility は、フォルダー構造に基づく一貫性のある命名規則でフォルダー構造から多くの Web リソース対象ファイルをインポートするためにコンパイルおよび実行できる WPF アプリケーションプロジェクトです。

Web Resource Utility のプロジェクト例は、SDK ダウンロードファイル (SDK\Tools\WebResourceUtility) に含まれています。

要件

詳細については、Readme.docx ファイルを参照してください。

ソリューションは、実行前に Microsoft Visual Studio で構築する必要があります。Microsoft Visual Studio の "WebResourceUtility.sln" をダブルクリックして開きます。ソリューションエクスプローラーを開いて表示します。

このソリューションはリンクされたファイルを使用し、コンパイルするためには同じく SDK ダウンロードファイルにある次のファイルへのアクセス権が必要です。

DataAccess フォルダーでは、次のことに注意してください。

sdk\samplecode\cs\helpercode\CrmServiceHelpers.cs
sdk\samplecode\cs\helpercode\deviceidmanager.cs
sdk\samplecode\cs\helpercode\myorganizationcrmsdktypes.cs

注意

ソリューションを構築する前に、これらのファイルのリンクを手動で更新する必要があります。そうしないと、コンパイルエラーが発生することがあります。

このソリューションには次のファイルへの参照が含まれます。

sdk\bin\microsoft.crm.sdk.proxy.dll
sdk\bin\microsoft.xrm.sdk.dll

使用例

Web リソースの作成と更新に加えて、Web Resource Utility コードは Microsoft Dynamics 365 (オンラインおよび設置型) API の複数のアプリケーションを示します。

接続の管理
Web Resource Utility は、複数の Microsoft Dynamics 365 (オンラインおよび設置型) サーバーへの接続を提示するため、ユーザーは接続情報を毎回入力する必要がありません。
ソリューションに関するデータの取得
Web Resource Utility は、使用可能なアンマネージドソリューションに関するデータを取得し、ソリューションの発行者が定義したカスタマイズの接頭辞を使用して Web リソースを作成します。

Web Resource Utility

次のスクリーンショットは、Web Resource Utility のユーザーインターフェイスを示しています。

Web Resource Utility のユーザーインターフェイス

サンプル: Web リソースのユーティリティ

要件

使用例

Web Resource Utility

関連項目

その他のリソース