COMMAIL サンプル : コンパイラ COM サポートを使用したオートメーション クライアント アプリケーションの例
COMMAIL は、スタンドアロン オートメーション クライアントです。 Microsoft Exchange 4.0 以降または Microsoft Outlook の MAPI を自動化します。 このサンプルでは、ソース コードを含む電子メール メッセージを、指定された電子メール受信者に送信します。
セキュリティに関するメモ |
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このサンプル コードは概念を示すためのものであり、その概念に関連するコードのみを示しています。 特定の環境について必ずしもセキュリティ要件を満たしていませんので、そのまま使用しないでください。 セキュリティおよびエラー処理コードを追加して、プロジェクトをより安全かつ堅牢にすることをお勧めします。 これらのサンプル コードは、現状有姿のままで提供されるものであり、一切保証されていません。 |
サンプルとそのインストール手順を取得するには
Visual Studio のサンプルにアクセスするには
[ヘルプ] メニューの [サンプル] をクリックします。
既定では、これらのサンプルは drive:\Program Files\Microsoft Visual Studio 10.0\Samples\ にインストールされています。
- このサンプルの最新バージョンと他のサンプルの一覧については、MSDN Web サイトの Visual Studio のサンプルを参照してください。
サンプルのビルドと実行
このサンプルを Microsoft Office XP でビルドする場合は、コードで OfficeXP マクロが次のように定義されていることを確認してください。#define OFFICEXP 1
このサンプルをビルドして実行するには
ソリューション ファイル commail.sln を開きます。
commail.cpp の //To DO 行に指定された指示に従って、ソース コードのパスやファイル名を変更します。
電子メールの受信者およびその他の電子メール パラメーターを変更します。 必要な変更についての指示は、ソース コードの #pragma を検索してください。
olemsg32.dll (Office 97) または cdo.dll (Office 2000 および Office XP) に、ディレクトリ パスを追加します。 このファイルは、[VC++ ディレクトリ] ダイアログ ボックスの [インクルード ファイル] パスに追加できます。
[ビルド] メニューの [ビルド] をクリックします。
[デバッグ] メニューの [デバッグなしで開始] をクリックします。
タイプ ライブラリのヘッダー ファイル (.tlh および .tli) を確認してください。 ヘッダー ファイルの COM インターフェイスと、OLEVIEW によって表示された同じタイプ ライブラリのインターフェイスを比較してください。
キーワード
このサンプルでは、次のキーワードを使用します。
dispinterface; #import; _com_ptr_t; _variant_t; _bstr_t; _com_error