Configuration Editor を使用したコレクションの編集
作成者 : Robert Lucero
発行日 : 2008 年 3 月 20 日 (作業者 : choyer(英語))
更新日 : 2009 年 3 月 18 日 (作業者 : choyer(英語))
チュートリアルの目標
Configuration Editor を使用してコレクションを編集する方法を学びます。この例では、出力キャッシュという新機能に焦点をあてて構成します。
前提条件
このチュートリアルは、以下を前提としています。
system.webServer/caching 構成セクションへのアクセス
1. IIS マネージャーを開きます
2. 接続ツリー ビューからサーバーを選択します。
3. Configuration Editor ユーザー インターフェイス モジュールを開きます。
4. [Configuration Editor Section] コンボ ボックスで、system.webServer - caching を選択するか、**「system.webServer/caching」**と入力します。
Collection Editor を使用した 3 つのキャッシュ規則の追加
1. Configuration Editor の profiles エントリを選択し、(Count=0) の横にある [...] ボタンをクリックします。これにより、キャッシュ コレクションを編集する Collection Editor が開きます。
2. 右側の [操作] ウィンドウで、[追加] をクリックします。 [Items] セクションに、新しいエントリとプロパティの一覧が表示されます。
3. Collection Editor の [プロパティ] セクションには、定義されたコレクションのスキーマ既定値が事前に入力されています。 この場合は、system.webServer/caching コレクション要素のスキーマ既定値が入力されています。
4. extension プロパティ エントリの隣に 1 つのキーがあります。これは、このコレクション エントリに対する一意キーであることを意味します。金色のキーは、このキーがコレクション内の各項目に対して一意でなければならないことを示します。銀色のキーは、共有キーであることを示します。この場合、共有キーの組み合わせはコレクション項目に対して一意でなければなりません。
5. 静的なコンテンツ キャッシュ規則を作成するために、extension エントリを ".html" に変更します。
6. location エントリを ServerAndClient に変更します。
7. policy エントリを CacheForTimePeriod 用のキャッシュに変更します。これは、この静的コンテンツを 30 秒間キャッシュします。
8. [操作] ウィンドウで [追加] をクリックして、キャッシュ規則をあと 2 つ追加します。目的に合わせて規則を構成します。
9. Collection Editor を閉じます。
10. 変更を確定するには、[操作] ウィンドウの [適用] をクリックする必要があります。変更を確定する前に、[操作] ウィンドウの [Generate Script] をクリックします。作成した 3 つのキャッシュ規則を設定するスクリプト コードが作成されました。
11. [操作] ウィンドウで [適用] をクリックして、構成を変更します。
12. 補足手順 : 作成したキャッシュ規則を保持しない場合は、キャッシュ コレクションを再び編集し、[操作] ウィンドウで [Clear All] をクリックします。Configuration Editor で [適用] をクリックすると、すべての規則が削除されます。
まとめ
Configuration Editor の Collection Editor を使用して、3 つの出力キャッシュ規則の作成が終了しました。Configuration Editor と同様に、Collection Editor には所定のコレクションの構成設定がすべて表示されます。