次の方法で共有

エッジ サブスクリプションの作成

  • [アーティクル]

適用先 : Exchange Server 2010

新しいエッジ サブスクリプションを作成すると、エッジ サブスクリプション ファイルで参照されているエッジ トランスポート サーバーは Active Directory サイト内のハブ トランスポート サーバーに関連付けられます。エッジ サブスクリプションの詳細については、「エッジ サブスクリプションについて」を参照してください。

トランスポート サーバーに関連する他の管理タスクについては、「トランスポート サーバーの管理」を参照してください。

前提条件

  • エッジ トランスポート サーバーを購読している Active Directory サイトには、最低 1 台のハブ トランスポート サーバーが含まれている必要があります。
  • エッジ トランスポート サーバーにレプリケートされるハブ トランスポート サーバーの設定が構成されていることを確認します。詳細については、「エッジ サブスクリプションについて」を参照してください。
  • 以下のトピックを参照してください。
  • エッジ トランスポート サーバーで New-EdgeSubscription コマンドレットを実行して、エッジ サブスクリプション ファイルを作成します。New-EdgeSubscription コマンドレットを実行して作成したエッジ サブスクリプション ファイルは、ハブ トランスポート サーバーのハード ディスクにコピーする必要があります。
  • エッジ サブスクリプション ファイルを、エッジ トランスポート サーバーからこの手順を実行するハブ トランスポート サーバーにコピーします。
    Aa995991.note(ja-jp,EXCHG.140).gif注 :
    エッジ サブスクリプション ファイルを、このファイルをインポートするハブ トランスポート サーバーにコピーした後はエッジ トランスポート サーバーから削除すること、また、サブスクリプションをインポートした後はハブ トランスポート サーバーからも削除することをベスト プラクティスとしてお勧めします。

実行内容

  • EMC を使用して、エッジ サブスクリプション ファイルをインポートする
  • シェルを使用して、エッジ サブスクリプション ファイルをインポートする

EMC を使用して、エッジ サブスクリプション ファイルをインポートする

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「トランスポートのアクセス許可」の「EdgeSync」。

  1. コンソール ツリーで、[組織の構成] > [ハブ トランスポート] にアクセスします。
  2. 結果ウィンドウで、[エッジ サブスクリプション] タブをクリックします。
  3. 操作ウィンドウで、[エッジ サブスクリプションの新規作成] をクリックします。[エッジ サブスクリプションの新規作成] ページで、以下のフィールドに入力します。
    • [Active Directory サイト]    [参照] をクリックして、ボックスの一覧で Active Directory サイトを選択します。このフィールドでは、ハブ トランスポート サーバーがエッジ サブスクリプションの対象となるエッジ トランスポート サーバーに接続する Active Directory サイトを識別します。
    • [サブスクリプション ファイル]   [参照] をクリックしてから、エッジ サブスクリプション ファイルを選択します。
    • [このエッジ サブスクリプションの送信コネクタを自動的に作成する]   メッセージを Exchange 組織からインターネットへルーティングする送信コネクタを自動的に作成するには、このチェック ボックスをオンにします。エッジ サブスクリプションは、送信コネクタの送信元サーバーとして構成されます。送信コネクタは、ドメイン ネーム システム (DNS) の MX リソース レコードを使用して、すべてのドメインにメッセージをルーティングするように構成されます。
  4. 新しいエッジ サブスクリプションを作成するには、[新規作成] をクリックします。
  5. [完了] ページで以下のことを確認し、[終了] をクリックしてウィザードを終了します。
    • [完了] の状態は、ウィザードでタスクが正常に完了したことを示します。
    • [失敗] の状態は、タスクが完了しなかったことを示します。タスクが失敗した場合は、説明の概要を確認し、[戻る] をクリックして構成を変更します。

シェルを使用して、エッジ サブスクリプション ファイルをインポートする

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「トランスポートのアクセス許可」の「EdgeSync」。

この例では、エッジ トランスポート サーバーが指定したサイトを購読し、エッジ トランスポート サーバーからハブ トランスポート サーバーへのインターネット送信コネクタおよび送信コネクタを自動的に作成します。

New-EdgeSubscription -FileName "C:\EdgeSubscriptionInfo.xml" -CreateInternetSendConnector $true - CreateInboundSendConnector $true -Site "Default-First-Site-Name"
Aa995991.note(ja-jp,EXCHG.140).gif注 :
CreateInternetSendConnector パラメーターおよび CreateInboundSendConnector パラメーターの既定値は $true です。このコマンドは、例としての目的でのみ示されています。

構文およびパラメーターの詳細については、「New-EdgeSubscription」を参照してください。