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会議出席依頼の自動処理を有効または無効にする

適用先 : Exchange Server 2010

ユーザーの会議出席依頼を処理するため、カレンダー アテンダント機能を有効または無効にすることができます。会議出席依頼は、予定表アイテムを更新するために会議ワークフローで使用される会議アイテムです。

既定では、カレンダー アテンダントはユーザーの予定表で次の処理を実行します。

  • 開催者から更新を受け取った後、出席者の予定表で会議時間を更新します。
  • 出席者の応答を受け取った後、開催者の予定表で出席者の応答を更新します。

Microsoft Office Outlook Web App で古い会議出席依頼の自動削除をユーザー単位で無効にする方法の詳細については、「予定表タブ」の「自動処理」を参照してください。

会議アイテムに関連する他の管理タスクについては、「会議アイテムの管理」を参照してください。

シェルを使用して会議出席依頼の自動処理を有効にする

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「メールボックスのアクセス許可」の「予定表の処理」。

Bb123874.note(ja-jp,EXCHG.140).gif注 :
EMC を使用して会議出席依頼の自動処理を有効にすることはできません。

この例では、Ellen Adam のメールボックスの会議出席依頼の自動処理を有効にします。

Set-CalendarProcessing -Identity "Ellen Adams" -AutomateProcessing AutoUpdate

構文およびパラメーターの詳細については、「Set-CalendarProcessing」を参照してください。

シェルを使用して会議出席依頼の自動処理を無効にする

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「メールボックスのアクセス許可」の「予定表の処理」。

Bb123874.note(ja-jp,EXCHG.140).gif注 :
EMC を使用して会議出席依頼の自動処理を無効にすることはできません。

この例では、Kevin のメールボックスの会議出席依頼の自動処理を無効にします。

Set-CalendarProcessing -Identity "Kevin" -AutomateProcessing:None

構文およびパラメーターの詳細については、「Set-CalendarProcessing」を参照してください。