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メールボックスのインポートおよびエクスポートの役割を役割グループに追加する

既定では、"Mailbox Import Export/メールボックスのインポートとエクスポート" 役割は、組織の管理 の役割グループなどのビルトイン役割グループのいずれにも含まれていません。メールボックス データをインポートまたはエクスポートするには、役割グループに "Mailbox Import Export/メールボックスのインポートとエクスポート" 役割を追加する必要があります。

役割と役割グループ間のスコープなしに、役割グループに "Mailbox Import Export/メールボックスのインポートとエクスポート" 役割を追加できます。このようにすると、役割の暗黙的な読み取り、および暗黙的な書き込みスコープが適用されます。事前定義されたスコープで、役割グループに "Mailbox Import Export/メールボックスのインポートとエクスポート" 役割を追加する方法の詳細は、「役割グループに役割を追加する」を参照してください。

Ee633452.note(ja-jp,EXCHG.140).gif注 :
"Mailbox Import Export/メールボックスのインポートとエクスポート" 役割は、すべてのメールボックスへのフル アクセス権限も与えます。

メールボックス データのインポートとエクスポートに関する他の管理タスクについては、「メールボックスのインポートとエクスポートの管理」を参照してください。

前提条件

  • ビルトイン役割グループに役割を追加することはできないため、"Mailbox Import Export/メールボックスのインポートとエクスポート" 役割の追加先役割グループを作成する必要があります。詳細な手順については、「役割グループを作成する」を参照してください。
  • 以下のトピックを参照してください。
  • 役割の割り当ては合算されます。つまり、すべての役割が評価時に一緒に合算されます。2 つの役割が 1 人のユーザーに対して割り当てられ、このうち 1 つの役割のみにコマンドレッドが含まれている場合でも、コマンドレットはそのユーザーで使用可能です。
  • 既定では、組織の管理 役割を含む役割割り当ては、他のユーザーに対して役割を割り当てる機能 (役割の委任と呼ばれる) を与えることはありません。役割の委任は、高度なタスクです。ユーザーが他の役割グループに役割を割り当てられるようにするには、「役割割り当てを委任する」を参照してください。

シェルを使用して、スコープのない役割グループに "Mailbox Import Export/メールボックスのインポートとエクスポート" 役割を追加する

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「役割管理のアクセス許可」の「役割グループ」。

Ee633452.note(ja-jp,EXCHG.140).gif注 :
EMC を使用して、スコープのない役割グループに "Mailbox Import Export/メールボックスのインポートとエクスポート" 役割を追加することはできません。

この例では、Enterprise Support セキュリティ グループに "Mailbox Import Export/メールボックスのインポートとエクスポート" 役割を割り当てます。

New-ManagementRoleAssignment -Name "Import Export_Enterprise Support" -SecurityGroup "Enterprise Support" -Role "Mailbox Import Export"

構文およびパラメーターの詳細については、「New-ManagementRoleAssignment」を参照してください。

その他のタスク

役割グループに "Mailbox Import Export/メールボックスのインポートとエクスポート" 役割を追加した後、次の操作も実行できます。