Windows バックアップ セットの復元
Windows バックアップ セットには、サーバー固有のオペレーティング システム データおよび構成情報が含まれています。通常、このデータの復元には、"サーバーの再構築" による回復方法を使用します。Windows バックアップ セットをサーバーに復元する場合、重要なオペレーティング システム ファイルとレジストリ情報を元のサーバーから復元します。元のサーバーのレジストリを復元する場合、元のコンピュータ名も復元し、Active Directory® ディレクトリ サービスのシステム ID に一致するコンピュータ アカウントを使用して元のドメインに戻します。障害回復モードでの実行時に Exchange セットアップを正常に完了するために Windows バックアップ セットに含まれている固有の構成情報の一部 (レジストリ、インターネット インフォメーション サービス (IIS) メタベースなど) を使用します。
詳細については、「Windows バックアップ セットの復元方法」を参照してください。
Windows バックアップ セットの作成方法については、「Windows バックアップ セットの作成」を参照してください。
注 : |
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一般的に、Windows バックアップ セットが古いほど、Exchange の復元前に解決しなければならない問題が発生する可能性が高くなります。このため、Windows バックアップ セット は定期的に作成することをお勧めします。詳細については、「Windows バックアップ セットの作成」を参照してください。 |
システム状態コンポーネント間の依存関係上、システム状態データを含む個別のコンポーネントを Backup でバックアップまたは復元することはできません。また、システム状態データの復元時には、復元先の既存のファイルは常に上書きされます。ただし、Windows または全コンピュータのバックアップから、システム状態データを別の場所に復元した後で、次のデータを個別に回復することは可能です。
- Windows Server 2003 レジストリ ファイル
- Windows Server 2003 ブート ファイル
- SYSVOL ディレクトリ ファイル
- クラスタ データベース情報ファイル
注 : Active Directory サービス データベース、証明書サービス データベース、および COM+ Class 登録データベースを別の場所に復元することはできません。