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Exchange 属性の削除タスクの使用

 

Microsoft® Exchange 2000 Server Service Pack 2 では、Exchange タスク ウィザードに Exchange 属性の削除という新しいタスクが導入されました。このタスクの機能は、いくつかの重要な相違点があるものの、メールボックスの削除タスクの機能と似ています。

  • Exchange 属性の削除では、選択されたユーザー アカウント用のメールボックスをホストしている Exchange を実行するサーバーへの接続を行いません。属性は、Exchange を実行しているサーバーがどのような状態にあっても、Active Directory® ディレクトリ サービスから削除されます。Exchange を実行するサーバーが停止している場合、Exchange 属性の削除タスクでは通信の試みがタイムアウトになるまで待つ必要がないため、このタスクはメールボックスの削除タスクに比べて短時間で完了します。
  • Exchange 属性の削除タスクは、legacyExchangeDN 属性を削除します。メールボックスの削除タスクは、legacyExchangeDN の値を ADCDisabledMail に設定します。Exchange 組織内に Exchange Server 5.5 を実行しているサーバーがある場合、legacyExchangeDN 属性を削除すると、レプリケーションの問題が発生する可能性があります。

詳細情報

Exchange 属性の削除の詳細については、マイクロソフト サポート技術情報の文書番号 307350「[XGEN] [Exchange 属性の削除] オプションの使用」を参照してください。

メールボックスの有効化や無効化を行ったり、メールボックスのホーム サーバーを変更したりするその他の方法の詳細については、「Active Directory 属性を使用したメールボックスの有効化、無効化、およびホーム サーバーの変更」を参照してください。

Exchange メールボックスのデータベースの移動に関する詳細については、「別のサーバーまたはストレージ グループへの Exchange メールボックス データベースの移動」を参照してください。