サーバー証明書をバックアップする方法

 

サーバー証明書をバックアップするには、証明書マネージャのエクスポート機能を使用します。

開始する前に

サーバー証明書のバックアップは、SSL の構成手順の一部です。SSL を構成する手順の概要については、『Exchange Server 2003 クライアント アクセス ガイド』の「SSL を使用してクライアント メッセージング アプリケーションと Exchange フロントエンド サーバーの間の通信をセキュリティで保護する方法」を参照してください。

注 :
Microsoft 管理コンソール (MMC) に証明書マネージャがインストールされていない場合は、「Microsoft 管理コンソールに証明書マネージャを追加する方法」を参照してください。証明書マネージャをインストールした後で、証明書をバックアップできます。

手順

サーバー証明書をバックアップするには、次の操作を行います。

1. 正しい証明書ストアを探します。このストアは通常、証明書マネージャ内の [ローカル コンピュータ] ストアです。

   注 :
   証明書マネージャがインストールされている場合、証明書マネージャは正しい [ローカル コンピュータ] 証明書ストアを示します。

2. [個人] ストアで、バックアップする証明書をクリックします。

3. [操作] メニューで、[すべてのタスク] をポイントし、[エクスポート] をクリックします。

4. 証明書マネージャ エクスポート ウィザードで、[はい、秘密キーをエクスポートします] をクリックします。

5. ウィザードの既定の設定を使用し、入力を求められたところで証明書バックアップ ファイルのパスワードを入力します。

   注 :
   [正しくエクスポートされたときは秘密キーを削除する] は現在のサーバー証明書を無効にするため、このオプションは選択しないでください。

6. ウィザードを完了して、サーバー証明書のバックアップ コピーをエクスポートします。

詳細情報

SSL の構成の概念的な情報については、『Exchange Server 2003 クライアント アクセス ガイド』の「Secure Sockets Layer の使用」と「Exchange メッセージング環境のセキュリティ保護」を参照してください。

MMC に証明書マネージャを追加する方法の詳細については、「Microsoft 管理コンソールに証明書マネージャを追加する方法」を参照してください。