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サーバー上で SSL をセットアップする方法

 

SSL を構成する最初の手順は、保護する Web サイトやファイルが SSL を要求するように構成することです。これは、IIS マネージャを使用して行います。

開始する前に

これは、SSL を構成する手順の一部です。SSL を構成する手順の概要については、『Exchange Server 2003 クライアント アクセス ガイド』の「SSL を使用してクライアント メッセージング アプリケーションと Exchange フロントエンド サーバーの間の通信をセキュリティで保護する方法」を参照してください。

この手順を実行する前に、『Exchange Server 2003 クライアント アクセス ガイド』の「Secure Sockets Layer の使用」と「Exchange メッセージング環境のセキュリティ保護」を参照してください。

important重要 :
以下の手順を実行するには、ローカル コンピュータ上の Administrators グループのメンバであるか、または、適切な権限を委任されている必要があります。セキュリティに関するベスト プラクティスとしては、Administrators グループに所属していないアカウントを使用してコンピュータにログオンし、runas コマンドを使用して、管理者としてインターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャを実行します。コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。runas /user:administrative_accountname "mmc%systemroot%\system32\inetsrv\iis.msc"

手順

サーバー上で SSL をセットアップするには、次の操作を行います。

  1. IIS マネージャで、ローカル コンピュータを展開し、[Web サイト] フォルダを展開します。SSL で保護する Web サイトまたはファイルを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  2. [Web サイトの識別][詳細設定] をクリックします。

  3. [Web サイト ID の詳細設定] ダイアログボックスの [この Web サイトの複数の ID] で、Web サイトの IP アドレスがポート 443 (セキュリティで保護された通信用の既定のポート) に割り当てられていることを確認し、[OK] をクリックします。この Web サイトに対して複数の SSL ポートを構成する場合は、[この Web サイトの複数の ID][追加] をクリックし、[OK] をクリックします。

  4. [ディレクトリ セキュリティ] タブの [セキュリティで保護された通信] で、[編集] をクリックします。

  5. [セキュリティで保護された通信] ダイアログボックスで、[セキュリティで保護されたチャネル (SSL) を要求する] チェック ボックスをオンにします。