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SecurID 認証を Microsoft-Exchange-ActiveSync 仮想ディレクトリに制限する方法

  • [アーティクル]

 

既定では、ACE/Agent は Web サーバー全体を保護するように構成されます。組織で RSA SecurID を展開する際、RSA SecurID 認証が Exchange ActiveSync に制限されるようにフロントエンド サーバーを構成することができます。

開始する前に

この手順は、RSA SecurID の 2 要素による認証を展開する際に実行する必要がある一連の手順の 1 つです。この手順を実行する前に、「Exchange ActiveSync で RSA SecurID を使用する方法」のトピックを参照してください。

手順

SecurID 認証を Microsoft-Exchange-ActiveSync 仮想ディレクトリへ制限するには、次の操作を行います。

  1. サーバー全体の保護を無効にするには、インターネット インフォメーション サービス (IIS) スナップインで、既定の Web サーバーを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  2. [RSA SecurID (RSA SecurID)] タブをクリックし、[このリソースを保護する (Protect This Resource)] チェック ボックスをオフにします。この手順により、RSA SecurID は、サーバー全体に対してではなく、指定する仮想ルートに対してのみ有効になります。

  3. 仮想ディレクトリの保護を有効にするには、IIS スナップインで、Microsoft-Server-ActiveSync 仮想ディレクトリを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  4. [RSA SecurID (RSA SecurID)] タブをクリックし、[このリソースを保護する (Protect This Resource)] チェック ボックスをオンにします。

    note注 :
    チェック ボックスがオンになっていて淡色表示されている場合は、その仮想ディレクトリが親ディレクトリから設定を継承していることを意味します。親ディレクトリのプロパティを確認し、親ディレクトリを保護する必要がない場合は、[このリソースを保護する (Protect This Resource)] チェック ボックスをオフにします。次に、子ディレクトリに戻り、チェック ボックスがオンになっていることを確認します。

詳細情報

RSA SecurID の概要については、「モバイル デバイス サポートの構成」の「RSA SecurID を使用するための Exchange ActiveSync の構成」を参照してください。