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既定のアプリケーションをインストールして構成する方法

適用対象: Application Virtualization

インストールの一部として既定のアプリケーションが提供されており、インストール時に Microsoft Application Virtualization (App-V) Management Server に自動的にコピーされます。Management Server が正しくインストールされて構成されていることを確認するために使用されますが、ユーザーがアクセスできるように、Microsoft Application Virtualization (App-V) Client に公開される必要があります。

次の手順に従って、既定のアプリケーションを公開してストリームします。

既定のアプリケーションを公開するには

  1. インストール時に指定された App-V 管理者グループのメンバであるアカウントを使用して、App-V Management Server へログオンします。

  2. App-V Management Server で、[スタート]、[管理ツール]、[Application Virtualization Management Console] の順にクリックします。

  3. App-V Management Console で、[アクション]、[Application Virtualization システムに接続] の順にクリックします。

  4. [接続の構成] ページで [セキュリティで保護された接続を使用] チェック ボックスをオフにします。

  5. [Web Service ホスト名] ボックスに、App-V Management Server の完全修飾ドメイン名 (FQDN) を入力し、[OK] をクリックします。

    注意

    Management Server 上にインストールされている場合、Web Service ホスト名の localhost を使用することもできます。

  6. App-V Management Console で、[サーバー] ノードを右クリックし、[システム オプション] をクリックします。

  7. [一般] タブの [既定のコンテンツ パス] ボックスで、インストール時にサーバー上に作成したコンテンツ フォルダへの汎用名前付け規則 (UNC) のパス (例: \\<サーバー名>\Content) を入力し、[OK] をクリックします。

    重要

    クライアントが名前を正しく解決できるように、サーバー名に FQDN を使用します。

  8. App-V Management Console のナビゲーション ウィンドウで、[サーバー] ノードを展開し、[アプリケーション] をクリックします。

  9. トピック ウィンドウで、[既定のアプリケーション] をクリックし、[アクション] ウィンドウで [プロパティ] をクリックします。

  10. [プロパティ] ダイアログ ボックスの [OSD パス] ボックスの隣で、[参照] をクリックします。

  11. [開く] ダイアログ ボックスで、インストール時にサーバー上に作成した Content フォルダの UNC パス (例: \\<サーバー名>\Content) を入力し、ENTER を押します。ここには、実際のサーバー名を入力する必要があります。localhost は使用できません。

    重要

    [OSD パス] ボックスと [アイコン パス] ボックスの両方の値が UNC 形式 (例: \<サーバー名>\Content\DefaultApp.ico) で入力されており、サーバーのインストール時に作成したコンテンツ フォルダを指していることを確認します。localhost または C:\Program Files....\Content などのドライブ文字を含むファイル パスを使用しないでください。

  12. DefaultApp.osd ファイルを選択し、[開く] をクリックします。

  13. 前の手順を繰り返して、アイコン パスを構成します。

  14. [アクセス許可] タブをクリックし、App-V ユーザー グループにアプリケーションに対するアクセス許可があることを確認します。

  15. [ショートカット] タブ、[ユーザーのデスクトップへ公開] の順にクリックします。[OK] をクリックします。

  16. Windows Explorer を開き、コンテンツ ディレクトリを見つけます。

  17. DefaultApp.osd ファイルをダブルクリックし、メモ帳で開きます。

  18. HREF タグを含む行を見つけ、次のコードに変更します。

         CODEBASEHREF=”RTSP://<サーバーの FQDN>:554/DefaultApp.sft”

    または、RTSPS を使用している場合は、次のように変更します。

         CODEBASEHREF=”RTSPS://<サーバーの FQDN>:322/DefaultApp.sft”

  19. DefaultApp.osd ファイルを閉じ、変更を保存します。

既定のアプリケーションをストリームするには

  1. App-V Client をインストールしたコンピュータで、サーバーのインストール時に指定した Application Virtualization ユーザー グループのメンバであるユーザーとしてログオンします。

  2. デスクトップに、[Default Application Virtualization Application] ショートカットが表示されます。ショートカットをダブルクリックして、アプリケーションを起動します。

  3. Windows 通知領域の上に表示されるステータス バーが、アプリケーションが起動中であることを報告します。アプリケーションの起動に成功すると、既定のアプリケーションのタイトル画面が表示されます。[OK] をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。これで、App-V システムが正しく実行されていることが確認されました。

参照:

その他のリソース

サーバー ベースの展開用にサーバーを構成する方法

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