作業項目テンプレートを使用したフィールドの事前入力
作業項目テンプレートには、チームでよく使用されるフィールドの値を事前に設定することができます。 たとえば、区分パス、イテレーション パス、規範またはアクティビティを設定するタスク テンプレートを作成できます。このタスク テンプレートを使用してタスクを作成すると、これらが常に設定されます。
Team Foundation Server (TFS) の Web ポータルで使用する作業項目を作成することが多い場合は、指定した既定値をテンプレートに取り込むハイパーリンクを作成できます。 この作業項目で Web ポータルのテンプレートを開きます。
一方、主に Visual Studio またはチーム エクスプローラーで作業していて、[作業項目] ページからアクセスできるテンプレートを基に作業項目を作成することが多い場合は、作業項目テンプレート ファイル (拡張子 .wt) を作成できます。 これらのファイルを作成するには、Visual Studio のパワー ツールである Work Item Templates を使用します。これは、Team Foundation Server パワー ツールのページからダウンロードできます。
Web ポータルで開くテンプレートを作成するには
[作業] ページから、新しい作業項目を開きます。
テンプレートに含める既定値を入力し、テンプレートの URL をコピーします。
テンプレートを基にして自動的に定義する各フィールドに、値を割り当てます。 必須フィールドは空のままにすることも、テキストを設定することもできます。
メモ帳などのテキスト エディターで、コピーした URL を貼り付けます。 例を次に示します (わかりやすくするために改行を追加してあります)。
http://fabrikamprime:8080/tfs/DefaultCollection/Fabrikam%20Fiber%20Website/_workItems/create/Task?%5B System.AssignedTo%5D=Raisa+Pokrovskaya+(Fabrikam)&%5B System.Description%5D=Always+include+Remaining+Work+and+links+to+any+related+bugs+or+PBIs.&%5B Microsoft.VSTS.Common.Activity%5D=Development&%5B System.AreaPath%5D=Fabrikam+Fiber+Website%5CFabrikam+Database
定義した既定値を使用して作業項目を作成する必要があるときは、常にこの URL を使用します。
この URL は、テキスト ファイルとして保存できるほか、ハイパーリンクとして Web ページに追加することもできます。
フォーム上のフィールドの既定値またはテキストを指定するには
既定値を指定するもう 1 つの方法として、作業項目の種類 (wit) の定義の FORM セクションで定義する方法があります。 次の要素を使用できます。
フィールドの既定値を指定するには、DEFAULT を使用します。 「既定値の定義またはフィールドへの値のコピー」を参照してください。
フィールドが空の場合に表示されるテキスト文字列を指定するには、EmptyText 定義で FIELD 属性を使用します。 「FIELD (定義) 要素リファレンス」を参照してください。
作業項目フォーム内にテキストやハイパーリンクを指定するには、LabelTextを使用します。 「LabelText および Text XML 要素のリファレンス」を参照してください。
作業項目フォーム内に Web ページや html コンテンツを埋め込むには、WebpageControlOptionsを使用します。 「WebpageControlOptions XML 要素のリファレンス」を参照してください。
WIT 定義の変更方法の詳細については、「カスタム作業項目の種類 (WIT) の変更または追加」を参照してください。