Move タスク
ファイルを新しい場所に移動します。
パラメーター
Move タスクのパラメーターの説明を次の表に示します。
パラメーター |
Description |
---|---|
DestinationFiles |
省略可能な ITaskItem[] 型の出力パラメーター。 ソース ファイルの移動先ファイルの一覧を指定します。 この一覧のファイルは、SourceFiles パラメーターに指定した一覧の内容と一対一で対応している必要があります。 つまり、SourceFiles の最初のファイルは、DestinationFiles の最初の場所に移動され、2 番目以降のファイルも同様に処理されます。 |
DestinationFolder |
省略可能な ITaskItem 型のパラメーターです。 ファイルの移動先ディレクトリを指定します。 |
MovedFiles |
省略可能な ITaskItem[] 型の出力パラメーター。 正常に移動されたアイテムが格納されます。 |
OverwriteReadOnlyFiles |
省略可能な Boolean 型のパラメーターです。 true の場合、ファイルが読み取り専用としてマークされている場合でも、ファイルを上書きします。 |
SourceFiles |
必須の ITaskItem[] 型のパラメーターです。 移動元となるファイルを指定します。 |
解説
DestinationFolder パラメーターか DestinationFiles パラメーターのいずれかを指定する必要がありますが、両方は指定できません。 両方を指定した場合、タスクは失敗し、エラーがログに記録されます。
表に示されているパラメーターを使用できるだけでなく、このタスクは TaskExtension クラスからパラメーターを継承します。このクラス自体は、Task クラスから継承されます。 これらの追加のパラメーターの一覧とその説明については、「TaskExtension 基本クラス」を参照してください。