Windows で、どのように物理メモリが割り当てられていて、RAM にどのくらいのファイル データがキャッシュされていて、カーネルやデバイス ドライバーでどのくらいの RAM が使用されているのかを正確に知りたいと思ったことはありませんか。RAMMap では、これらのことを簡単に調べられます。RAMMap は、Windows Vista 以上に対応した物理メモリの使用状況を詳細に分析できるツールです。このユーティリティのタブでは、使用状況に関する情報が、さまざまな方法で表示されます。
- Use Counts (使用カウント): 種類とページング リストごとの使用状況の概要を表示します。
- Processes (プロセス): プロセスのワーキング セットのサイズを表示します。
- Priority Summary (優先度の概要): 優先順位が付けられたスタンバイ リストのサイズを表示します。
- Physical Pages (物理ページ): すべての物理メモリのページ単位の使用量を表示します。
- Physical Ranges (物理範囲): 物理メモリ アドレスを表示します。
- File Summary (ファイル概要): RAM にあるファイル データをファイルごとに表示します。
- File Details (ファイル詳細): 個別の物理ページをファイルごとに表示します。
RAMMap を使用すると、Windows によるメモリの管理方法を理解し、アプリケーションによるメモリの使用状況を分析したり、RAM の割り当て状況を確認したりできます。RAMMap の更新機能を使用すると、表示されている情報を更新できます。また、メモリのスナップショットを保存および読み込む機能もサポートされています。
RAMMap で使用するラベルの定義と Windows メモリ マネージャーで使用する物理メモリの割り当てアルゴリズムについて学習するには、書籍『Windows Internals』を参照してください。
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動作環境
- クライアント: Windows Vista 以降
- サーバー: Windows Server 2008 以降
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