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方法: 2 階層の LightSwitch アプリケーションを配置する

2 層の LightSwitch アプリケーションを配置すると、エンド ユーザーの Windows デスクトップ コンピューター上で実行され、データベースおよびサーバー コンポーネントも同じコンピューター上で実行されます。 LightSwitch アプリケーション発行ウィザードが配置プロセスをガイドします。

2 層のデスクトップ アプリケーションを発行するには

  1. ソリューション エクスプローラーで ProjectName ノードのショートカット メニューを開きます。ProjectName は、自分のプロジェクトの名前です。次に、[発行] を選択します。

    LightSwitch アプリケーション発行ウィザードが開きます。

  2. [アプリケーションの種類] ページで、[アプリケーション全体] オプション ボタンを選択し、[次へ] ボタンを選択します。

  3. [アプリケーション サーバーの構成] ページで、[ローカル デスクトップ] オプションが選択されていることを確認し、[次へ] ボタンを選択します。

  4. [発行の出力] ページの [アプリケーション ファイルを配置する場所] で、発行出力を配置する場所のパスを入力します。

    既定の場所は、プロジェクト ディレクトリの下にある [発行] サブディレクトリです。

  5. [既定のデータベースを発行する方法][データベースに直接発行する] を選択し、[次へ] ボタンを選択します。

    データベース スクリプトを作成する場合は、[データベースをインストールして構成するスクリプトを作成する] を選択し、[次へ] ボタンを選択します。

  6. アプリケーションの認証を有効にしている場合は、[セキュリティ設定] ページの [アプリケーション管理者] タブが表示されます。

    [認証] ページで [アプリケーション管理者を作成する] オプション ボタンを選択します。

  7. [ユーザー名] ボックスにユーザー名を入力します。

    Windows 認証を使用している場合は、Domain\User という形式で有効な Windows ログイン名を指定する必要があります。

  8. [フル ネーム] ボックスに、既定の管理者となるユーザーのフル ネームを入力します。

    注意

    Windows 認証を使用している場合は、[フル ネーム] ボックスは表示されません。

  9. [パスワード] ボックスにパスワードを入力します。

    注意

    Windows 認証を使用している場合は、[パスワード] および [パスワードの確認入力] ボックスは表示されません。

  10. [パスワードの確認入力] ボックスに、パスワードをもう一度入力します。

    ユーザー名とパスワードは、後で必要になるので、覚えておいてください。

  11. 認証を有効にしなかった場合は、[セキュリティ設定] ページの [デジタル署名] タブが表示されます。 このアプリケーションはデスクトップ上で実行され、証明書を指定する必要はありません。

  12. [次へ] ボタンをクリックして続行します。

  13. [データ接続] ページで [データベース接続] タブを選択し、[ユーザー接続を指定します] ボックスに、データベースを配置するコンピューターの接続文字列を入力します。

    既定の LocalDB のデータベースをホストするには、「Data Source=(LocalDB)\v11.0;Initial Catalog=ApplicationData;Integrated Security=True」と入力します。 別のデータベース サーバーのデータベースをホストするには、次の手順を実行してください。

    接続文字列を変更するには

    1. 参照 ([...]) ボタンをクリックします。

      [接続のプロパティ] ダイアログ ボックスが開かれます。

    2. [サーバー名] ボックスに、アプリケーション データベースの発行先となるデータベース サーバーの名前を入力します。

      データベース サーバーは、SQL Server 2005 またはそれ以降のバージョン、または SQL Server 2005 Express またはそれ以降のバージョンがあるよう、事前に構成する必要があります。 アプリケーションを発行するのと同じサーバー上に配置する必要はありません。

    3. [サーバーにログオンする] セクションで、[SQL 認証を使用する] オプション ボタンを選択し、サーバーで有効な [ユーザー名][パスワード] を入力します。

      SQL Server が Windows 認証を使用するように構成されている場合、[Windows 認証を使用する] オプション ボタンを選択することもできます。

    4. [データベース名の選択または入力] で、アプリケーションの名前を入力して、[OK] ボタンをクリックします。

      このボックスには、アプリケーション デザイナーの Application Name プロパティで入力したものと同じ名前を入力する必要があります。

  14. データベースに直接発行する場合は、[データベース スキーマを発行する] ボックスに同じ接続文字列を入力します。

  15. スクリプトを作成する場合は、次の手順を実行します。

    新しいデータベースを作成するには

    • [SQL データベース スクリプトを生成する][次の名前で新しいデータベースを生成する] オプション ボタンを選択し、テキスト ボックスにデータベースの名前を入力します。

      クライアント デザイナーで Application name プロパティに入力したものと同じ名前を指定する必要があります。

    既存のデータベースを更新するには

    1. [SQL データベース スクリプトを生成する][既存のデータベースの更新] オプション ボタンを選択します。

    2. [接続文字列] ボックスの近くの参照 ([…]) ボタンを選択します。

      [接続のプロパティ] ダイアログ ボックスが開かれます。

    3. [接続プロパティ] ダイアログ ボックスで、データベースの接続情報を入力し、[OK] ボタンを選択します。

      注意

      データベース スキーマと更新するデータベースとがまったく同じである限り、接続文字列を別のデータベースにポイントすることができます。

  16. [次へ] ボタンをクリックして続行します。

  17. [必須コンポーネント] ページの [アプリケーションにインストールする必要がある追加の必須コンポーネントはありますか] セクションで、必須コンポーネントのリストを確認してインストールするかどうかを決定します。

    オンになっている必須コンポーネントは、既定の必須コンポーネントです。

  18. 追加の必須コンポーネントをインストールする場合は、[必須コンポーネントを追加で指定する必要がある] オプション ボタンを選択し、インストールする必須コンポーネントのチェック ボックスをオンにします。

  19. [必須コンポーネントのインストール場所を指定してください] セクションで、ネットワーク共有からインストールする場合は、[次の場所からダウンロードする] をクリックして、必須コンポーネントのインストーラーがある場所のパスを入力します。

    デフォルトの選択である [インターネットからダウンロード] では、必要に応じて Microsoft ダウンロード サイトから必須コンポーネントをダウンロードします。

    [アプリケーションと同じ場所からコピーする] を選択することもできます。 このオプションを選択すると、必須コンポーネントのインストーラーがアプリケーション フォルダー内にあることを確認する必要があります。 詳細については、「方法 : ClickOnce アプリケーションと共に必須コンポーネントを含める」を参照してください。

  20. [次へ] ボタンをクリックして続行します。

  21. [概要] ページで、[発行] をクリックします。

    アプリケーションを発行すると、発行出力で指定したディレクトリにセットアップ ファイルが配置されます。

  22. アプリケーションをインストールする各コンピューターに、発行出力ディレクトリの内容をコピーします。 ターゲット コンピューターでセットアップを実行する前に、次の手順を完了する必要があります。

    1. 手順 5. で [データベースに直接発行する] オプションを選択した場合、発行出力を含むディレクトリで、Install.htm ファイルを開き、ターゲット コンピューターを構成する指示に従います。

      注意

      別の LightSwitch アプリケーションがインストールされているコンピューターにインストールする場合は、コンピューターは既に構成されています。

    2. [データベースをインストールして構成するスクリプトを作成する] オプションを選択した場合、発行出力を含むディレクトリで 2 つのスクリプト (.sql) ファイルを実行して、アプリケーションのデータベースおよび既定の SQL ユーザー アカウントを作成します。

  23. アプリケーションをインストールするには、Setup.exe ファイルを実行します。

    注意

    アプリケーションの認証を有効にしている場合、アプリケーション管理者は、アプリケーションを実行する前にユーザーを承認する必要があります。詳細については、「方法: Silverlight クライアント アプリケーションで認証を有効にする」を参照してください。

参照

処理手順

方法: LightSwitch アプリケーションの種類を変更する

方法: Silverlight クライアント アプリケーションで認証を有効にする

概念

LightSwitch アプリケーションの配置

その他の技術情報

配置: アプリケーションの配布と保守

方法: 3 階層の LightSwitch アプリケーションを配置する