Team Foundation Server と Project Server の統合の管理
Visual Studio Team Foundation Server (TFS) と Microsoft Project Server を統合する場合、管理者は 2 つのサーバー製品の統合を構成する必要があります。 この統合を構成するときには、データ同期に含めるコンポーネントと、チーム プロジェクトからエンタープライズ プロジェクト計画にフローするデータを定義します。 初期構成では、ソフトウェアのインストール、アクセス許可の付与、Project Web Access または Project Web App (PWA) のインスタンスの登録、および Team Foundation コンポーネントへの Project Server コンポーネントのマップを行う必要があります。 また、作業項目の種類や、データ同期に含めるフィールドのマップ方法をカスタマイズする必要がある場合もあります。 統合の構成後には、統合の監視とトラブルシューティングが必要になることがあります。
注意
TFS と Project Server 2010 を統合して、2 つのサーバー製品間でチームがデータを共有する方法を示す仮想マシンをダウンロードできます。この仮想マシンには、Team Foundation Server のチーム プロジェクトにマップされる Project Server のエンタープライズ プロジェクト計画と、統合に関する主なシナリオに焦点を当てたサンプル データが含まれています。チュートリアルのドキュメントでは、Project Server で作業するプロジェクト マネージャーと、TFS で作業するソフトウェア開発チームのメンバーとのやり取りをシミュレートする 4 つのシナリオを紹介しています。詳細については、Microsoft Web サイトの「Microsoft Team Foundation Server 2010 and Microsoft Project Server 2010 Integration Hyper-V Virtual Machine (Microsoft Team Foundation Server 2010 と Microsoft Project Server 2010 の統合 Hyper-V 仮想マシン)」を参照してください。
セットアップおよび構成
タスク |
関連トピック |
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2 つのサーバー製品の統合の計画を立てる: TFS と Project Server の間でデータを同期するには、Project Professional を使用したプロジェクト管理に参加するコンピューターに、Project Server 用の Team Foundation Server 拡張機能をインストールする必要があります。 2 つのサーバー製品の統合を構成する方法を理解するには、どのように Project Server コンポーネントが TFS コンポーネントにマップされるかを理解する必要があります。 |
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テスト環境または評価環境をサポートするように統合を構成する: このトピックをクイック リファレンスとして使用して、ソフトウェアのインストール、アクセス許可の割り当て、統合の構成、およびデータ同期の検証を行うことができます。 |
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稼動環境をサポートするように統合を構成する: このトピックを使用して、構成、付与する必要があるアクセス許可、および 2 つのサーバー製品のカスタマイズされた統合をサポートするために実行する必要がある構成タスクに必要な情報を収集できます。 |
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構成とデータ同期をサポートするためのアクセス許可を付与する: 管理者、サービス アカウント、およびチーム メンバーにアクセス許可を付与する必要があります。 |
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チーム プロジェクトに対してエンタープライズ プロジェクト計画をマップおよびマップ解除する: プロジェクト計画とチーム プロジェクト間の関連付けまたはマッピングを定義して、Team Foundation とデータを同期するプロジェクト計画を定義します。 複数の計画をチーム プロジェクトにマップできますが、各計画をマップできるチーム プロジェクトは 1 つに限られます。 |
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データ同期に含める作業項目の種類を管理する: エンタープライズ プロジェクト計画とチーム プロジェクト間でのデータの同期をサポートするには、同期に含める作業項目の種類を指定する必要があります。 作業項目の種類は、プロジェクト計画をチーム プロジェクトに関連付けるときに定義し、後で追加または削除できます。 |
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データ同期に含めるフィールドを管理する: エンタープライズ プロジェクト計画とチーム プロジェクト間でデータを同期するには、TFS の作業項目フィールドを Project Server のフィールドに関連付ける必要があります。 フィールド マッピング ファイルをカスタマイズすることで、フィールドを追加したり、その同期方法を指定したりできます。 Team Foundation の選択リストに関連付けられているフィールドはマップできます。 ただし、選択リストに一致させるために Project Server 内に参照テーブルを作成する必要があります。 選択リストと参照テーブルは自動的には同期されません。 |
管理およびトラブルシューティング
タスク |
関連トピック |
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同期するコンポーネントの統合を管理および変更する: TfsAdmin ProjectServer コマンド ライン ツールを使用して、コンポーネントのマップ方法を変更したり、現在のマッピングを一覧表示したりできます。このツールに用意されているオプションとパラメーターを確認し、特定のオプションで実行される操作について学習できます。 |
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同期がどのように実行されるかを理解する: 同期エンジンは、プロジェクト計画でのプロジェクト マネージャーによるデータの所有権を考慮しながら、TFS と Project Server の両方でタスク関連データとリソース関連データをキャプチャし、保持します。 |
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構成を変更するか、同期をシャットダウンする: データ同期に含めるように構成したコンポーネントを削除するか、同期を完全にシャットダウンできます。 同期からコンポーネントを除外する場合は、推奨される再構成の手順に必ず従ってください。 |
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統合環境を再マップまたは再構成する: データ同期をサポートするように 2 つのサーバー製品を構成した後で、チーム プロジェクト、プロジェクト コレクション、またはアプリケーション層サーバーを移動するか削除する場合は、その前または後にコンポーネントの再構成が必要になることがあります。 |
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最新の同期エラー メッセージを取得する: 2 つのサーバー製品の統合のトラブルシューティングに役立つように、最新の同期エラーの一覧を表示できます。 TfsAdmin ProjectServer コマンド ライン ツールの /GetSyncMessages オプションを使用すると、チーム プロジェクト コレクションについて記録された最新のエラーを表示できます。 |
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同期および構成の問題をトラブルシューティングする: これらのトピックを使用して、2 つのサーバー製品の構成中または同期処理中に発生する可能性のある問題を解決できます。 |