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ヒント: Aero スナップを無効にして、開いているウィンドウをすばやく切り替える

操作をサポートする目的で設定された自動アクションで、実際に実行しようとしている操作が実行されないと、かえっていら立たしく感じることになります。たとえば、最近では、単語の一部を選択しようとしているときに自動的に単語全体が選択される Word の機能を無効にするヒントを紹介しました (「Word と PowerPoint でテキストを正確に選択する」を参照してください)。

同様に、デスクトップでタイトル バーをドラッグすると、ウィンドウを特定のサイズや位置に自動的に変更する機能である、Aero スナップの無効を検討したいと考える方もいると思います。

この機能を無効にすることはできますが、その設定は簡単には見つかりません。実行する必要がある操作は、次のとおりです。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、スタート メニューを開きます。
  2. [プログラムとファイルの検索] ボックスに、「mouse」と入力します。
  3. 表示された項目の一覧から、[マウスの動作の変更] をクリックします。
  4. [ウィンドウが画面の端に移動されたとき自動的に整列されないようにします] チェック ボックスをオンにします。

この設定により、ウィンドウを左右にドラッグすると、開いている他のウィンドウがすべて最小化する、Aero シェイクの機能も無効になることに注意してください。

また、[ウィンドウが画面の端に移動されたとき自動的に整列されないようにします] チェック ボックスの上にあるオプションも重要なので紹介しましょう。[マウス ポインターをウィンドウ上に合わせたときにウィンドウを選択します] チェック ボックスをオンにすると、デスクトップでたくさんのウィンドウを開いているときの操作を効率化できます。ウィンドウをポイントすることで (開いている他のウィンドウの後ろにあるウィンドウの隅をポイントしただけでも)、そのウィンドウが 1 番前に表示され、すぐにアクティブになります (Linux システムの動作と似ています)。

ヒント提供者: Matthew Graven (TechNet マガジン ヒント編集者)